台風が通過する機会の多い日本。特に9月あたりは、台風によってバイクが倒れないようにするためにどうすればいいのか悩んでしまいますよね。
そして、中でも一番気になることはカバーをつけるかどうかなのではないでしょうか?
台風だと雨も強くなるのでカバーをつけていた方がバイクは汚れませんが、強風によって倒れてしまうことを考えるとカバーはしない方がいいのでしょうか?
バイクの台風対策のためにカバーはどうするべきなのか、詳しく説明します。
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台風の時、みなさんはバイクのカバーをはずしていますか
大切なバイクを雨や汚れから守るために、普段からカバーをかけて駐車しているという方も数多くいらっしゃると思いますが、みなさんは台風などの強風の際には、そのカバーをどうされていますか?
本来であれば、バイクを雨に濡らさないためにも、カバーをつけたままにしておきたいところではありますが、台風による暴風や突風が予想される場合には、カバーをつけていることによって、バイクが転倒するリスクが高まってしまう可能性があります。
バイクの置く場所にもよりますが、運が悪ければ転倒時にウインカーなどが破損してしまう恐れもあるため、この場合は雨を防ぐことよりも、バイクが転倒して破損しないようにするための対策を講じたほうが懸命だと言えるでしょう。
バイクにカバーをすることによって風を受ける面が大きくなり、それだけ転倒のリスクは高まります。可能であれば、建物の壁に沿わせて駐車したり、他のバイクと連結して固定しておくなども効果的です。
カバーはやっぱりはずすべき?バイクの台風対策について考えよう
バイクは横から受ける風に弱いため台風などの強風時には、いともあっさりと倒されてしまいます。バイクの種類にもよりますが、とくに比較的軽くて重心が高い位置にあるタイプだと、転倒どころか飛ばされてしまう可能性もあるので、駐車する際にはより注意が必要となります。
横風によってバイクが倒れる可能性
大抵はサイドスタンドの反対側に倒れます。言い換えれば、バイクはサイドスタンド側からの横風に弱いということなので、建物の影側にバイクのサイドスタンド側を寄せて停めておくことによって、比較的倒れにくくなります。
これでも心配な場合は、サイドスタンドと反対側のハンドルとタンデムバーの2箇所を、壁側にある木などにロープで結びつけておくと、さらに効果的です。
確かに、バイク全体をカバーで覆うことで、台風等の強風時には転倒のリスクが高まりますが、やはり長時間の暴風雨にさらされ続けることは、バイクにとっては悪い影響もありますので、水がかかってほしくない所だけは部分的にカバーするなどの対策は必要かもしれませんね。
台風の時、バイクにカバーをつけているとヨットの帆になってしまいます
バイクのカバーとは、本来は大切なバイクを雨や汚れから守り、サビなども防ぐ目的でつけるものです。強風を伴わない程度の雨風なら、ぜひカバーで守ってあげたほう良いでしょう。
ですが、台風の場合はそうも言ってられませんよね。雨に濡れようがゴミや枝が飛んで来ようが、思い切ってバイクカバーは外しましょう。
たとえカバーをつけたところで、強風時はヨットの帆と同じように、必要以上に風を受ける面積を広げてしまうだけなので、かえって転倒や破損のリスクを高めてしまうだけなのです。
いくらバイクにしっかりとカバーを固定しておいたところで、台風などの強風や突風が直撃してしまえば、カバーなど簡単に飛ばされてしまいます。そのカバーは、歩行者や通行中の車の視界を遮り、最悪の場合は大事故にもつながりかねません。
台風から自分のバイクを守ることだけを考えたせいで、他人まで巻き込んでしまったら、後悔してもしきれませんよね。どうせ守り切ることが出来ないのならば、ここはスパッと諦めて、カバーは外しましょう。
台風襲来でバイクのカバーを外す場合に気をつけることとは
実は、バイクが強風で転倒する一番の原因は、バイクを守るためにつけたカバーなのだそうです。たしかに台風などの際には、カバーをつけていようがいまいが、倒れる時は倒れるものですが、転倒したことによる破損などの被害を考えると、なるべく転倒しないように、リスクは減らしておくに越したことはありませんよね?
ただし、バイクのカバーを外した際には、必要に応じて部分的に水が入らないように対策をする必要が出てきます。水がかかってほしくない部分には、ビニール袋で覆って、養生テープなどでしっかりと固定しておきましょう。
マフラーやエアクリーナーなどは、雨水の影響をモロに受けやすいので、事前に覆っておくことをオススメします。この作業は、しっかりと車体が冷えたあとに行いましょう。
台風がきてもバイクが倒れないようにするためのおすすめグッズとは
どうしても台風などの雨風から大切なバイクを守りたい!という方には、バイク用のテントやシェルターがオススメです。台風や普段の雨風に限らず、紫外線対策にもなりますし、なによりも乗る度に毎回カバーをつけたり外したりする手間もなくなるため、とてもラクになりますよ。
カバーをする際には、しっかりと車体が冷えるのを待たなければなりませんが、テントやシェルターであればその必要はありません。
テントの場合は倉庫のようなしっかりとした高額なものではなくても、高いものでも5万円もしないで購入できますので、検討してみる価値は非常に高いと言えるでしょう。
ただし、バイクをすっぽりと覆うサイズであるということは、それだけ場所を取るとも言えます。バイクの置き場所に困らないのであれば、ぜひ使ってみてください。
テントよりも場所を取らずにコンパクトな、折りたたみ式のバイク用シェルターもありますよ。