プラティの繁殖に挑戦しようと考えている人の中には、どのような方法で繁殖させればプラティが増えていくのか知りたい人もいるのではないでしょうか。
プラティの稚魚は、親に食べられる事があるという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
プラティの稚魚を増やして繁殖を成功させたいのであれば、産卵箱を利用して育てることがおすすめです。
ここでは、親が出産したプラティの稚魚を上手に育てて繁殖させる方法についてお伝えします。
稚魚が食べられないようにすることで、繁殖を成功させましょう。
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プラティの稚魚は親に食べられることがある
グッピーも人気ですが、私達が飼える魚の中に、「プラティ」もあります。あなたも自宅でプラティを飼っていますか?
プラティも繁殖する魚です。ですが、他の魚にも見られる現象ではありますが、稚魚も産まれてすぐに、親に食べられる事があります。
プラティの稚魚の大きさが3mm位しかない時は、親に食べられる事もある
その体の小ささから、親に食べられてしまう事もあります。ただ、稚魚が隠れられる場所が沢山ある時は、避難する事が出来るので、その危機を免れる事が出来るようです。
プラティの稚魚が食べられるのを予防するには
プラティの稚魚が産まれて間もない頃は、産卵箱に移して育てる
同じ水槽内で育てるので「産卵箱」という物を使用して、稚魚を育てて行きます。こうする事で、プラティの稚魚を親から食べられる危機を予防する事が出来ます。
水槽外であれば、サテライトを使用する
産卵箱もサテライトも同じ役割を果たします。何が違うかというと、水槽内は産卵箱、水槽外はサテライトになります。どちらにしても、産まれたての稚魚が親から食べられないように、親とは別の場所で育てて、ある程度の大きさになったら、共存させる。考え方は同じで、場所が違う形になります。あなたの好みでどちらか一つを選んでいって下さい。
プラティのメスにの出産の兆候
プラティのメスのヒレあたりが黒になる
どうして黒になるかというと、プラティが産気づいている、卵がある状態になっているので、その様な色になります。黒が目立つ様になったら、「いよいよかな」と準備に取り掛かりましょう。
泳ぎ方がいつもと違う(水槽の上と下を行き来するようになる)
集中的に、水槽の上と下を泳ぐようになります。「どうしてこんな行動を取るんだ?」と思ったら、それは出産が近い証拠かも知れません。
水槽の底でボーっとしている様に見える
なんだか水槽の底で落ち着いてるのかな?こんな行動が見られたら、これも出産が近いサインになります。
他の魚が近づいて来ても逃げる
出産が近いと、どういう訳か、他の魚とのコミュニケーションをあまり取らなくなります。
プラティの稚魚の成長速度と水槽に戻す時期
プラティの稚魚が産まれたから、別々の容器に入れて、稚魚を成長させている段階迄に行きました。
初めは稚魚も小さいけれど、実は、1ヶ月で2cmになったりと、結構成長速度は早いんです。その為、水槽に戻す時期も確認して行きましょう。
プラティの稚魚の成長スピードは早いので、5ヶ月で親と同じサイズになる
あなたはどの位の速度でプラティの稚魚が成長してくれると思ってましたか?大体半年もあれば、親と同じ位の大きさまで成長してくれる様です。
このサイズのタイミングで親と同じ水槽に入れて上げるのがベストかなと思います。それより小さいサイズでも可能ではありますが、あまり小さいサイズだと他の魚からの攻撃を受ける可能性をまだ残しています。
産卵箱がない状態での出産で食べられることを予防するには
あまり無い状況かもしれませんが、プラティの稚魚が産まれる事が理解っていて、親と隔離して育て無くてはいけない事も理解ってはいるけれど、産卵箱が用意出来ない状況に追い込まれたとします。どうしよう。このままだと、稚魚が親に食べられる事が目に見えてますよね?
大丈夫です。産卵箱が用意出来ない場合の対処法を二つ紹介して行きます。是非実行して、稚魚を親から守ってあげて下さい
水草(特にウォータースプライト)を用意して、プラティの稚魚の隠れ家に。
水草を水槽の中に入れてあげて下さい。稚魚の隠れ家になるだけではなく、水草が親の餌にもなるので、プラティの親が稚魚を食べる確率を下げる事が出来ます。
100%稚魚を隔離する事にはなりませんが、稚魚の生存率を高める事にはなります。是非試してみて下さい。
餌の量を増やす
プラティの親が稚魚を食べてしまうのには、餌の量も関係しています。共存させるのであれば、餌の量を増やして、稚魚が食べられる確率を減らして行きましょう。