レオパが脱皮前後に食欲がなくなる原因とその対処法

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は脱皮をする生き物ですが、脱皮前後に食欲がなく餌を食べなくなってしまうことがあります。
餌を食べないレオパが心配になってしまいますが、なぜ脱皮前後に食欲が落ちてしまうのでしょうか。飼い主としてできることはあるのでしょうか。
すぐにどうこうなることはありませんので、まずはレオパの様子をしっかり観察しましょう。

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レオパが脱皮前後に食欲が落ちてしまう理由

爬虫類は脱皮を繰り返す生き物ですので、もちろんレオパも例外ではありません。人間にとっては、お風呂で垢をこすり落とすのに近いと言えるかもしれませんが、レオパにとっては脱皮はかなり体力を使うため、その前後に食欲が落ちてしまうことも、けっして珍しくはないようです。

人間の爪や髪の毛に多く含まれているケラチンという物質は、人間だけでなくレオパの肌を外部刺激から守るうえでも重要な役割を果たしています。ケラチンは、外側の皮膚(表皮)の下にある真皮守るために、人間の体の中では自然と分泌されていますが、レオパの場合はこのケラチンを分泌する行為が、脱皮なのです。

脱皮前のレオパは普段よりもかなり神経質になるケースが多く、そのため脱皮前から食欲が落ちてしまうこともあります。

レオパが急にエサを食べなくなったら、まずは体の色に変化がないかどうか見てみましょう。もしも体全体が白っぽく変色していたら、それは脱皮のサインです。

レオパが脱皮で食欲がない時の対策

レオパが脱皮前に食欲が落ちてしまうのはよくあることなので、あまり心配はいりません。

レオパをよく観察して、体の色が白っぽくなっていたら、脱皮前に食欲が落ちているのだと判断して、まずはそのまま2~3日様子をみましょう。

たとえ脱皮前に一時的に食欲が落ちたとしても、脱皮後に食欲が普段どおりに戻る場合が多いので、まずは脱皮が終わるまで待ちましょう。

脱皮前後に食欲が落ちるレオパがいるのに対して、脱皮のタイミングであっても普段と変わらずエサを食べるケースもあります。

とくにレオパを飼い始めてから初めて脱皮をする場合は、急に食欲が落ちてしまうと、どこか具合が悪いのではないかと心配になってしまう人も多いと思いますが、レオパは普段の健康状態が良好であれば、数日の絶食には軽く耐えられますので、安心してくださいね。

レオパが脱皮後も2日以上食欲がない場合の対処法

レオパは、脱皮した後に自分が脱いだ皮を食べます。このため、脱皮後にはあまりお腹が空かず、数日間エサを食べないこともあります。

レオパは脱皮前に体の色が白っぽく変色してきてから、約1日かけて脱皮をします。まずは皮膚や胴体の一部が白くなり始め、最後に鼻先が白っぽくなりますので、その間もよく観察しましょう。脱皮が無事に終わり、そのあと丸2日以上経過しても全くエサを食べない場合は、レオパは環境の変化によってもエサを食べなくなることがあるため、まずは飼育ケース内の温度や湿度が適切かどうかをチェックしてあげてください。

もしも、脱皮後に1週間以上食べないようであれば、脱皮後に拒食の状態になった可能性もあります。仮に普段からエサをよく食べ、丸々と太って栄養状態の良い大人のレオパであれば、1ヶ月近くエサを食べなくても生きることは可能ですが、さすがにそこまでくると心配ですよね。

脱皮後に数日食べない程度では、急に目に見えて痩せ細ったりすることはありませんが、絶食状態が続いて痩せてくるようであれば、病気などの他の原因も考えなくてはなりません。

レオパが脱皮をする頻度と期間

レオパは爬虫類の中でも、あまり飼育に手がかからないため、初心者にも比較的飼いやすいということで、とても人気があります。ですが、その他の爬虫類と同様に、レオパは脱皮を繰り返しながら成長する生き物であるということを、よく理解しておく必要があります。

レオパを飼ってみてまず驚くのが、脱皮する頻度の多さでしょう。

成長段階によっては差がありますが、若いうちにはそのほとんどが約2週間に1回の頻度で脱皮をします。

1ヶ月に2回ほどは脱皮をする計算になりますので、それだけ普段からたくさんエサを食べて、体力を蓄えておく必要があります。

レオパは脱皮前に体が白くなり始めてから、だいたい3日ほどで完全に脱皮が終了します。

脱皮前後に食欲が落ちることを考えると、脱皮のサイクルが早いケースでは、脱皮後の食欲が戻ったと思ったら、数日でまたすぐに脱皮前の食欲が落ちる状態になるのを繰り返すこともあります。

レオパが脱皮不全になってしまった時の対処法

レオパは成長するに連れて、脱皮の間隔があいていきます。

若いうちは2週間に1度程度ですが、それが完全に大人になると1ヶ月に1度ほどになります。人間と同じで、歳を取ってくると肌サイクルがだんだん長くなってくるのですね。

もしも、脱皮が始まってから3日ほど経っても脱皮が終わらない場合や、皮がキレイに剥がれずに指先などに残ってしまった場合には、脱皮不全を起こしていると考えられますので、手助けをしてあげる必要があります。

洗面器などにぬるま湯(30℃前後)を用意して、皮が剥がれきらなかったところをお湯に浸けてあたためます。数分するとふやけて皮が柔らかくなってきますので、お湯から出したら綿棒などで皮を優しく取り除きます。

脱皮不全は飼育ケース内の湿度が低いことが原因となるケースが多いため、とくに脱皮前後は温度と湿度が適切であるかどうかを、注意深く確認しましょう。

脱皮前に食欲が落ちてきたら、湿度を普段よりも高めに設定することで、脱皮しやすくなります。

脱皮はレオパにとっても非常に体力を使う大仕事です。その間、人間にできることは限られてますが、脱皮が上手くいくように祈って、そっと見守ってあげてくださいね。