グッピーの稚魚を育てるための別水槽の必要性について考えよう

グッピーの繁殖に成功して稚魚が生まれると、親と同じ水槽に入れないようにした方が良いと言われています。

そのために産卵箱や別の水槽に隔離する必要があるのですが、グッピーの稚魚の数を増やしたくないなら同じ水槽に入れるという方法もあるようです。

今回はグッピーの稚魚を育てる上で別水槽は必要かどうかについて説明します。目的によって水槽を用意するようにしましょう。

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グッピーの稚魚を育てるためには、産卵ボックスと水槽どちらがいいのか

グッピーの稚魚を育てる方法は、大きく分けると3通りあります

  • 親と別の水槽で飼育
  • 産卵ボックスやネットなどを使って、親と同じ水槽内で隔離
  • 同じ水槽で隔離もしない

この3つのうち、上の2つはどちらも成魚から隔離されていますが、3つ目は成魚と同じ水槽で隔離もされていないので他の2つの方法に比べると稚魚の生存率はグッと下がります。
成魚のグッピーは、餌と間違えて稚魚を食べてしまうことがあるからです。

成魚から隔離して育てる場合は、生存率が高くなりますが、生き残ったたくさんのグッピーを飼育する環境が必要になります。
グッピーは、初産で10匹程度、回数を重ねる毎に産む数は増えて、20~40匹くらいが一般的です。
グッピー1匹に対して、最低でも1L、理想は2~3Lが目安と言われますから、初産で10匹育ったとして、10Lの水が必要になります。

飼育環境によっては新たに水槽を増やす必要もあるかもしれません。

別水槽での飼育と、同じ水槽内で隔離する方法の違いもいくつかあります。

別水槽の場合には、新たに一式用意する必要がありますし、生体ろ過システムが構築されていないので、こまめな掃除も必要です。
しかし、稚魚だけで飼育するので成魚と稚魚の間での病気感染の心配がありません。

同じ水槽内で隔離する場合には、逆に成魚と稚魚のどちらかが病気になった場合、どちらも感染する可能性があります。
しかし、生体ろ過システムが構築されている本水槽では、掃除の回数が少なくてすんだり、成長した時に水合わせなしで、ほかの成魚と合流させられるというメリットがあります。

私としては、同じ水槽内で隔離する方がおすすめです。
病気感染などのリスクはありますが、それは合流してからも同じことです。
隔離方法には産卵ボックスやネットがありますが、産卵ボックスの方が管理しやすいと思います。

グッピーの稚魚の数を増やしたくないなら、親と同じ水槽で育てるという方法も

グッピーの稚魚を育てる時には、先ほどもご紹介したように3つの方法があります。
稚魚を育てる場合、大きく元気になってほしいと願いますよね。
そのため、先ほどは産卵ボックスをおすすめしました。

しかし、その一方で、全ての稚魚が生き残ると数が増えすぎて困るという問題もあります。
先ほども出産の数について少しお話しましたが、グッピーは繁殖力の強い魚です。
メスは一度オスから精子を受け取ると、体の中で次の出産まで貯めておく事が出来るのです。
つまり、精子を備蓄しているメスは、オスがいなくても2回ほどの出産が可能になると言うことです。

このようにとても繁殖力が強いので、その度に産卵ボックスなど使って飼育していると、あっという間に数が増えて、水槽を新調することになるでしょう。

すべての稚魚を産卵ボックスで育てて大きくすることを無理と感じるなら、自然の成り行きに任せると言うのも一つの方法です。

これが、先ほど3つめの選択肢としてご紹介した、成魚と同じ水槽内で稚魚を飼育する方法です。
成魚と同じ水槽にした場合、親などの成魚は餌と間違えて稚魚を食べようとしますから、賢く体力のある稚魚が生き残ることになります。
また、病気などになってしまう稚魚もいることでしょう。

最終的に生き残るのは数匹でしょうか。

このように自然淘汰される環境にしておくと、成魚が寿命を迎えるなどして自然と水槽内の数が調整されることになります。

グッピーの稚魚を育てたいなら、別の水槽を用意しよう

これまでお話したように、グッピーの稚魚が生き残れない最大の原因は、親などの成魚に食べられることです。
グッピーの稚魚を育てたいなら、やはり成魚と隔離するのが1番です。
もし、自然淘汰の目的で同じ水槽で飼育している場合でも、稚魚の隠れ家となる水草やアクセサリーは設置してあげましょう。

稚魚が死んでしまう原因は他にもあります。
水温や水質の急激な変化です。
食べ残しや糞で水が汚れせしまったり、水換えで温度が一気に変わるなどすると、小さな稚魚は耐えられません。
もし、たくさんの稚魚が一度に亡くなってしまったなら、水が原因かもしれません。

グッピーの稚魚の適温は、成魚と同じく20~30℃です。
成長を促したい場合や、病気予防のためには27℃前後がベストです。
水質の悪化に弱い稚魚ですが、水質が変わることにも稚魚は弱いので、たとえ綺麗にするための換水でも、大量の水換えは控えましょう。
水槽の1/4程度を目安に、週1~2回ほど行いましょう。

グッピーの稚魚を別水槽や産卵箱に隔離する期間とは

グッピーをの稚魚を育てるために、別水槽や産卵ボックスを使って隔離している場合、どれくらいから成魚と一緒に泳がせてよいのか迷いますよね。

目安は「親の半分くらいの大きさ」になるまでです。

親やほかの成魚と一緒に泳いでいる姿を早くみたいと思いますが、焦ってはいけません。
個体によって成長速度が違うので、生後○週間といった具体的な期間で表すのは難しいので控えます。
「成魚の口に入らない大きさ」になれば食べられることが無いので、安心して一緒に泳がせることが出来ますよ。
また、親に追いかけられても逃げられるくらいだと、さらに安心です。

稚魚を元気に大きく育てたい時には、水質の悪化や温度変化には特に注意しましょう。
また、餌をこまめに与えることも大切です。
稚魚用の餌を用意しましょう。
餌の食べ残しなどは、スポイトを使って掃除してくださいね。

また、水槽の吸水ポンプなど吸い込まれる事があるので、スポンジなどを取り付けて危険を排除してあげることも大切です。

グッピーの稚魚を育てることは比較的簡単です

グッピーの稚魚を育てることは比較的簡単です。

グッピーの稚魚を見るととても小さいと感じる方も多いですが、実は小型の魚の稚魚としては大きい方なのです。

稚魚の小ささで問題になるのが餌です。
稚魚のサイズが小さいと餌はさらに小さく無くてはいけませんから、ブラインシュリンプなどの生き餌を孵化させて与えなくてはいけません。
とても手間のかかる作業です。

しかし、その点グッピーの稚魚はある程度の大きさになっているので、市販の人工飼料も食べる事が出来るのです。

稚魚用の餌は、アクアショップなどのお店で購入することが出来ます。
また、成魚の餌を細かく潰して与えることも出来ます。

他には以下のような点に気をつけながら飼育しましょう。

  • たくさんの稚魚を成長させたいなら、隔離する。
  • 餌をまめに与える。
  • 掃除をする。
  • 水換えは1/4程度にする。

小さくて可愛い稚魚には、出来る限り元気に育って欲しいですね!

グッピーの体色は遺伝です

グッピーの楽しみ方の1つに、体の色があると思います。
基本的な色合いをベースに、多種多様な柄がありますよね。

種類によっては稚魚に色が出ないものもありますが、体長が1.5cm位になると色が出てくるでしょう。

グッピーの体色は個体の色や体型に優性な遺伝子が表現され、親の色を受け継ぐ事が多いので、違う色を増やしたい場合などには、ある程度の調整が可能でしょう。

  • グッピーの持つ美しい形質を引き継がせるためには、性別を分けて飼育すると良いでしょう。
    グッピーは生まれてから1ヶ月くらいで性別の判断が出来るようになり、1.5ヶ月くらいで生殖能力を持ち始めます。
    小さすぎると見た目では性別がわからないので、変化してきた頃が選別のタイミングです。
  • オスは美しい尾になり、メスはメダカのような地味な見た目に変化します。
    他にも尾ひれの形や妊娠点の有無、体表面やヒレの形や模様などで見分けます。
  • グッピーの遺伝について調べると、様々な情報を見つけることが出来ます。
    グッピーの模様を引き継がせることに興味があるなら、ぜひ一度検索してみてください。