ノーマルタイヤにチェーンをつけたときの効果はスタッドレスと比べてどうなのでしょうか?
また、チェーンの種類の特徴とは?雪が降らない地域ではチェーンとスタッドレスで迷ってしまいますよね。
手軽さではスタッドレスですが、経済的にはチェーンと言えます。雪道をどのくらい走るかや雪の頻度などを考えてチェーンにするかスタッドレスにするかを決めるといいでしょう。
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ノーマルタイヤにチェーンをつけたときの効果とは
ノーマルタイヤに金属チェーンを取り付ける場合
- 価格は3パターンの中で最も安くなります。
- 慣れていないと取り付けに時間がかかります。
- 基本的には駆動輪2本につけます。
- 氷上、新雪では非常に滑りづらいですが、圧雪ではスタッドレスに劣ります。
- 坂道ではチェーンを取り付けていないノーマルタイヤが滑ります。
- 乾燥した路上を走行するとチェーンが切れてしまう場合があります。
- 走行速度は時速50km程度までが限界です。
- 走行時の音はとてもうるさく、がたがたと振動があり乗り心地はよくありません。
- 使用しない間の保管場所はとりません。
- 金属のチェーンはホイールにあたって傷つけてしまう可能性がありあます。
ノーマルタイヤに非金属チェーンを取り付ける場合
- 価格は金属チェーンよりは高くなりますが、スタッドレスタイヤよりはかなり安いです。
- 金属のチェーンよりも取り付けが簡単です。
- 基本的には駆動輪2本につけます。
- 氷上、新雪ではチェーンに近い性能を発揮します。圧雪ではスタッドレスに劣ります。
- 坂道ではチェーンを取り付けていないノーマルタイヤが滑ります。
- 乾燥した路上を走行しても金属のチェーンよりは耐久性がありあます。
- 走行速度は70km程度までが限界です。
- 走行時の音はチェーンよりはずっと静かですが、スタッドレスにはかないません。振動があり乗り心地は金属のチェーンよりはましですが良くはありません。
- 保管場所は金属のチェーン同様にコンパクトで済みます。
スタッドレスタイヤ
- 4本のタイヤを購入するので価格はチェーンよりもかなり高くなります。
- 取り付けはタイヤ交換となるのでディーラーやガソリンスタンドで有料で交換してもらうか、自分で交換します。自分で交換する場合は車種と使用する道具にもよりますが、目安は1時間程度です。
- 4本全てのタイヤを交換します。
- 氷上、新雪ではチェーンよりも劣りますが、圧雪では最も滑りづらいです。
- 坂道でも4本全てのタイヤがグリップできるので滑りづらいです。
- 走行速度はノーマルタイヤと殆ど変わりません。
- 走行時の音はノーマルタイヤよりは若干うるさくなりますが、チェーンに比べると格段に静かです。振動はないので乗り心地もノーマルタイヤと変わりません。
- 4本のタイヤを収納するので車庫や物置などの保管場所を必要とします。
ノーマルタイヤのチェーン効果を出すには4本につけましょう
チェーンは基本的には駆動輪の2本だけにつければよい事になっています。
しかし、坂道を走行する場合は4本全てに取り付けることをお勧めします。
種類によって違う?ノーマルタイヤにつけるチェーンの効果
ノーマルタイヤにつける金属のチェーンには大まかに次の種類があります。
- JIS金属チェーン
普通鋼素材でチェーンの形状ははしご型が殆どです。 - リングチェーン・はしご型
着脱しやすく合金鋼素材で耐摩耗性に優れています。 - リングチェーン・亀甲型
縦横方向へのグリップ力が強く、前輪駆動車での使用に向いています。
非金属チェーンには、次の種類がありあます。
- ゴムチェーン
- 樹脂チェーン
- 布チェーン
布のチェーンは耐久性が低いので緊急用と考えた方が良いでしょう。
チェーンの効果はどのくらいもつ?交換時期や使い方
ノーマルタイヤにつけるチェーンは使用状況にもよりますが、5年程度使用したら交換するようにしましょう。
ゴムや樹脂素材の場合は見た目に問題がなくても年月の経過により品質が劣化して滑り止め効果が薄れてしまいます。製品に試用期間の目安が表示されている場合はそれに従いましょう。チェーンをつけた状態では50km以下の速度で走るようにしましょう。特に金属のチェーンは切れやすいです。走行中にチェーンが切れて車が傷ついてしまっては大変なので、常に50km以下であることをメーターで確認しながら走りましょう。
ノーマルタイヤにチェーンを着けるよりもスタッドレス
チェーンを2本のタイヤにしか装着しないと残り2本はノーマルタイヤのままなので、カーブなどではノーマルタイヤが滑って車体が振られたり回転してしまう事があります。交換の手間がかかり保管場所は取りますが、チェーンの着脱もかなりの手間です。走行時の音や振動を考慮すると、チェーンの場合は雪道を走行するとき以外は外す必要性があります。