鉄製品についてしまうサビ、ネジが錆びてしまうともう交換しか方法がないのでしょうか?
どうにかサビを落としたい!そんなときにはこの方法を試してみてください。家にある材料でサビを落とすことができるかもしれません。市販のこのアイテムを使ったサビ落としもおすすめですよ。
ネジについたサビの落とし方や予防方法を紹介します。
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ネジのサビの落とし方で注意すること
日曜大工や趣味のDIYの最中に遭遇すると厄介なのが錆びてしまっているネジです。
なかなか簡単に落とすことも難しそうですし、見た目も悪く何より性能が落ちてしまいます。
そんなネジをしっかりと支える状態に戻す方法を調べてみました。
ネジの錆取り方法の中には様々なものがありますが、まずはワイヤーブラシを使ってネジのサビを取る方法について紹介します。
ワイヤーブラシは物によってはチャンネルブラシなどとも呼ばれます。
それで錆びてしまったネジをゴシゴシと数十秒ほどこするとサビが取れていくはずです。
サビの程度によっても磨く時間は変わってきますがすぐに取れると思います。
ですがこのやり方には注意点があります。
この方法を行う際は、ワイヤーブラシのワイヤー部分の素材に注意しなくてはならないのです。
ワイヤーブラシにはワイヤーの部分にステンレスや真鍮、動線が使われているものなど様々な種類があります。
ステンレス製のものだと研磨力も高くサビの落とす時間もかからずに済むのですが、研磨力が強すぎるためにネジ本体まで削ってしまう恐れがあるのです。
なのでこの方法をとるときはネジ本体まで削ってしまわないように注意しながら行ってください。
頑固なネジのサビの落とし方
ワイヤーブラシを使っても落ちないほどに頑固なサビがついてしまったネジがご家庭にある、なんてこともあると思います。
そんなときはサビ取り用の潤滑油とスレンレスたわしでサビに立ち向かいましょう。
市販のスプレーを入手したら早速作業を始めましょう。
シュッとスプレーを吹きかけ程なくするとサビが浮いてくるのがわかると思います。
浮いてきたのが確認できたらステンレスたわしでさっと拭き取るようにすれば、あんなに頑固だったサビはあっという間に取れてしまうと思います。
他にも薬品を使ったサビの落とし方はありますが、取扱いに大変な注意の炒る薬品などもありますのでそういった場合は細心の注意を払って作業を行ってください。
くれぐれも怪我や事故などございませんように。
ライムや重曹を使ったネジのサビの落とし方
ご家庭に薬品もなければワイヤーブラシもないという方もいらっしゃると思います。
そういう場合にはサビの程度にもよりますがライムや重曹でサビに立ち向かうこともできます。
ライムと塩を使用すればサビ取りに結構な効果を示してくれます。
またこの方法はサビてしまった金属だけでなくサビのついてしまった服にも有効です。
用意するものは
- ライムまたはレモン
- 塩
- 歯ブラシ
上記の3つのみです。
錆のあるところにまんべんなく塩をふりかけた後、ライムやレモンをその上に絞ります。
できるだけ多くの果汁を絞ったら2~3時間放置します。
放置した後、歯ブラシやもしくはライムの皮でこするとサビがきれいに取れると思います。
ライムの皮でこすると金属を傷つけることなくサビを取れるのでおすすめです。
さらに重曹を使ったやり方も紹介します。
最近はお掃除などでもこの重曹の名前を聞きますね。
用意するものは
- 重曹
- 水
- 歯ブラシ
この3つです。
重曹:水=1:4で重曹ペーストを作ったらそのペーストをサビの部分が見えなくなるまで塗ります。
1時間ほど放置して歯ブラシでこするとサビはきれいになっているはずです。
おいておく時間は長めにとってもいいかもしれません。
お酢を使ったサビの落とし方
サビはお酢を使っても落とすことができます。
キッチンにあるものなのでこれが一番ご家庭にある確率が高いかもしれません。
材料
- お酢(穀物酢でも米酢でも大丈夫です!)
- 耐熱容器
- フライパンや鍋
- 水(湯せん用)
- 耐熱容器
材料が揃ったら早速始めていきましょう。
手順は以下のとおりです。
- フライパンや鍋などに水を張り湯せんの準備をします。
耐熱容器の半分くらいまでの水かさでお湯を沸かし始めましょう。 - 水が沸騰したらお酢を入れた耐熱容器をフライパンや鍋の中央に置きます。
お酢の量はサビているネジが浸かるくらいの量です。 - お酢の中にサビたネジを入れます。
ネジをお酢の中に入れるときはラジオペンチ等を使って入れると安全です。
※やけどにご注意ください。 - お酢があたたまってきた5分後ほどからサビがポロポロと剥がれていきます。
サビが酢に溶けて酢の色がどんどん変わっていきます。
※部屋中酢のにおいになるので換気をしながら行いましょう。
なかなかサビが剥がれないときはあたためた酢を回しかけてみるなど、サビにまんべんなくあたたまったお酢が行き渡るようにしましょう。
ネジがサビないようにするにはどうしたらいいの?
ネジに限らず鉄製品であればサビてしまうのは当たり前といえば当たり前のことです。
一般的にサビないためにステンレス製のネジを使用するように呼びかけられていたりしますが、
昨今のネジはコストパフォーマンス重視のためにステンレス製の表記があってもそのステンレスの純度が低いなんてことがザラです。
鉄と呼ばれるものにはサビがつきものですからサビさせないようにと思うのでしたら定期的なメンテナンスを行うのがいいでしょう。
ネジのサビ防止対策としては、ステンレスの純度が高いステンレス製のネジに変えてしまうか、更には錆止めを塗る、グリスを塗るなどの対策を行うのがいいでしょう。
ただ錆止めを塗る場合にもネジの油分や汚れをしっかりと落としてから錆止めを塗らないと効果が出ないこともありますし、サビないようにするには結構な手間がかかるものです。
鉄は錆びるものですから、サビたときには交換というのがいいのかもしれません。