ソイルを使った水槽の濁りが取れない原因と濁りの解決方法

土でできたソイルは、水草水槽に適しているため使用する方が多いですが、濁りが取れないという悩みも多いのが特徴です。

栄養分を多く含んだソイルを上手く使いこなしたいものですが、なぜ濁ってしまうのでしょうか。

濁りの原因や対策についてご紹介します。

ソイル自体が潰れている場合は、とにかく水換えをするしか方法はないようです。ただ水換えをしすぎるのも問題なのでご注意ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ハートのネックレスは年齢的に関係がある?ネックレスの選び方

彼女や奥さんにネックレスをプレゼントしようと考えた場合、ハートは年齢的にどうなのかと考えてしまうこと...

同棲をするのに良いタイミングって?新社会人ならいつが良いのか

お付き合いをしているカップルが同棲をするのは珍しいことではありませんが、それを始めるのに良いタイミン...

音を使った名前やその由来。人気がある男の子・女の子の名前

待望の赤ちゃんに名前を付ける場面で音楽が好き、音楽に関わっているという人なら「音」という漢字を使いた...

雑誌の付録でメンズ向けのものは何があるのか

雑誌の付録と言えば、子供向けのものから、大人の女性向けのものまでありますが、メンズ向けのものはないと...

テレビの購入に必要なもの。これを読めばテレビを買う時困らない

テレビの購入に必要なもの。お金…というのは、皆さん思いつくことですよね?忘れがちなの...

メガネの調整。あの小さなネジを締めるドライバーについて

メガネの調整を自分でしたい!そんな時に必要なのが『ドライバー』肉眼で見るのが難しいほどの...

フィリピンの生活費の相場を知ったら住みたくなる!日本と比較

フィリピンといえば生活費や物価が安いイメージがありますね。実際にはどうなのでしょう?食事代や...

一人暮らしの休日は料理をする!作り置きのススメや自炊のコツ

一人暮らしの休日にはゆっくりと料理をしてみようという人もいるでしょう。せっかく休日に料理をするな...

【一人暮らしのダイエット】男は食事を自炊することから始めよう

一人暮らしの男性は、ダイエットしたいと思っても食事内容をどう減らせばいいのかわからない人の方が多いの...

ラッシュガードとは?子供への着せ方と選び方を理解しましょう

ラッシュガードとは、マリンスポーツをしている人たちが着ているものでしたが、今では日焼け止めのために子...

一人暮らしのベッドはマットレスが必要?すのこベッドの場合

一人暮らしをスタートさせる中で、寝る場所はベッドがいいという方も多いでしょう。ベッドを選ぶ際に、価格...

結婚式に歌手を呼ぶことはできる!費用の目安や呼び方を解説

自分の結婚式に歌手を呼んで盛り上げたいと考えている人もいますよね。でも、実際に呼ぶことができるのか、...

【脇腹の筋肉の鍛え方】脂肪を取りたい男性はこうやって鍛えよう

脇腹についた脂肪が気になり始めて、脇腹の筋肉を鍛えよう!と決意したものの、その方法がわからないという...

掃除で開運!いろんなエピソードまとめ!掃除から何を学ぶか

掃除で開運!色々なエピソード、まとめてみました!掃除から学ぶこと、掃除で気付かされること...

【足の臭い対策】男性の足の臭いの原因と効果的な臭いの改善方法

働く男性の悩みの一つ、足の臭いに悩んでいる方はいませんか?一日中履いた靴を脱いだ時に、自分でも気にな...

スポンサーリンク

ソイルが原因?水槽の濁りが取れない理由

熱帯魚などが売られているショップに行くと、ピカピカで透き通っているキレイな水槽はいつ見ても釘付けになってしまいますよね。

ただ、熱帯魚や水草を自宅で育てている方は「自分の家の水槽とはなぜこんなにも違うものか…」と疑問を持つ方も居るのではないでしょうか。

水槽の濁りが取れない理由には、水換え不足や餌の食べ残しやバクテリアの死骸がゴミとして浮遊していることなど様々な原因が考えられますが、その中のひとつとして「ソイル」が関係している場合もあります。

「ソイル」は底床材の中でも、特に栄養分が多く含まれています。

そんな栄養豊富なソイルは、水の中に入れると栄養素が水中で溶けてしまう場合があり、溶け出した栄養素が水中に浮遊することで、水槽の濁りの原因となってしまうのです。

ソイル以外で水槽の濁りが取れない理由

上記では水槽の濁りが取れない原因がソイルの場合をお伝えしましたが、ソイル以外でも「ろ過バクテリア」が水中に足りていないと、水槽の濁りが取れない原因になる場合があります。

水中には、魚の排出物等で発生するアンモニアを亜硝酸から硝酸へと分解する「ろ過バクテリア」という微生物が必ず存在しています。

通常、ろ過バクテリアは上記のような分解を行うことで水をキレイにして、水槽の濁りをおさえてくれていますが、水換え後や水槽の立ち上げ直後はろ過バクテリアの数が少なく分解が安定していません。

結果、分解が間に合わないことで、水槽の濁りが取れない原因となってしまうのです。

ソイルを使った水槽の濁りを早く落ち着かせるためには

ソイルを入れて水槽が濁ってしまったのを早く落ち着かせるためには、「ろ過装置」が重要なポイントとなります。

ご紹介したように、ソイルには多くの栄養分が含まれています。
また、その栄養分は水に入れると溶け出してしまい、水中に浮遊することで水が濁ってしまいます。

そのため、水槽の濁りを取り除くためには、水中に浮遊しているソイルの微粒子を取り除かなければいけません。

そこで重要な役割を果たすのが「ろ過装置」です。

ソイルと水を入れて濁っている場合でも、ろ過装置を作動させていれば約5~6時間後には透明な水槽にすることができます。

ただ、ろ過装置のパワーが弱い場合には、水中に浮遊している微粒子を取り除けなかったり、取り除くまでに時間がかかったりする場合もありますので、注意しましょう。

ソイルを使った水槽の濁り対策

ソイルを入れた後に水槽が濁ってしまった場合には、上記でご紹介したろ過装置を使うのもひとつの方法ですが、「バクテリア」など微生物が増えるのを待つことも大切です。

実際に行う対策としては「バクテリア」が増えないような環境を作らないこと。

そのため水草の植え替えや過度なフィルターの掃除などは避けなければいけません。

バクテリアはソイルを含めた底床材やフィルターなどのろ過装置に多く住み着きます。
それらを掃除するということは、バクテリアを死滅させることに繋がり、バクテリアは増えるどころか減り続ける一方になります。

バクテリアは目に見えないため、水槽内にどれくらいいるのかなど確認をすることは難しいですが、バクテリアが適度にいる場合には水槽内の水はキレイな状態になっています。
底床材を換えるということはバクテリアの数が減るということです。
まずは、バクテリアの数が増えるように過度な掃除等は控え、しばらく様子を見ることが大切です。

水槽にソイルを使用する場合の注意点

栄養豊富なソイルでも水槽に使用する場合にはいくつか注意点があります。
以下にて注意点をご紹介しますので確認しておきましょう。

水槽にソイルを使用する場合の注意点

ソイルを入れた後は洗わないこと

ソイルは粒が崩れやすいため水で洗うのは厳禁です。
使用する際には、洗わずにそのまま水槽へ入れて使用するようにしましょう。

ソイルを入れた後は触らないこと

先述したようにソイルの粒は崩れやすく、水草の植え替え等で崩れた粒が水中に舞ってしまう場合があります。
また、崩れた粒から溶け出した栄養素は水中で過剰な栄養となってしまい、コケを発生させてしまう場合があります。

ソイルには使用期限があること

栄養豊富なソイルは水草を成長させる上で適していますが、使用期限の切れたソイルは水草を成長させることができません。
ソイルの使用状況にもよりますが、基本的には1~2年ごとの交換がオススメです。

ソイルの種類によっては有害物質を出すものがあること

全てのソイルに言えることではありませんが、ソイルの中にはアンモニアを発生させるものもあります。

アンモニアは熱帯魚などの魚にとって命に関わるほど有害となりますので、魚のいる水槽で使う場合には注意が必要です。
万が一、アンモニアを発生させるソイルを使用する場合には、ソイルを水槽に入れて2週間ほど水につけてから魚を入れてあげるようにしましょう。

また、栄養豊富なソイルは、水草で吸収しきれなかった栄養が水中でコケとして発生する場合があります。
過剰な栄養によってコケが出てしまうのを防ぐ上でも、ソイルを使用する場合には、定期的に水換えを行うことも大切です。