水に浮いている水草、水中に沈んでいる水草などビオトープの水草には、様々な種類があります。
今回はビオトープに使われている水草の種類や特徴について紹介します。
初心者の方におすすめな水草や、人気の種類、冬に強い水草の種類と特徴をご覧ください。
水草のレイアウトは前と後ろを考えて置くといいでしょう。
また水草の他にも、ビオトープにおすすめなアイテムを紹介します。
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ビオトープの水草の種類や分類
ベランダや庭で、ビオトープを作って置いてガーデニングの一環として楽しむ人も増えているようです。
自宅の庭に小さな生き物の住処があったら、毎日観察することも出来ますし、植物や生き物を育てる楽しみもあり、またビオトープが癒やしの場所にもなりますよね。
ビオトープをはじめて作ってみたいという方におすすめの水草に付いて解説していきますね。
ビオトープに適しているのは「沈水性」の水草
まず、ビオトープを作るためには、水を入れる大きめの容器が必要です。
さらに、メダカなどの生き物をその中で飼育するために、水草を入れることは必須です。
水草には、水に浮くもの(浮遊性)や沈んだ状態で育つもの(沈水性)、茎が水の中から水面上に伸びて育つもの(抽水性)など種類が色々ありますが、ビオトープで扱いやすい水草は、水中で成長する「沈水性」のものがおすすめです。
金魚の飼育にもよく使われている定番の水草なので、目にしたことがある人も多いでしょう。
見た目にも鮮やかな緑で、見て楽しむことも出来る水草は、ビオトープには欠かせないアイテムです。
初心者にもおすすめなビオトープの水草の種類
ビオトープをはじめて作る場合、モチベーションが下がらないためにも、飼育しやすい水草を使うことは重要です。
飼育が難しく、扱いがデリケートな水草では、すぐに枯れてしまったりして、生き物も長生きできない環境になってしまうからです。
おすすめの水草は浮葉性の水草
文字通り、水の上に浮かんで成長する水草で、手入れなどの手間がかからないことがメリットです。
ビオトープでメダカなどの生き物を飼育する場合は、浮草がメダカなど小さな生き物のちょうどよい隠れ家として活躍します。
ただ、置いておくだけで水の中で増えていくため、定期的に葉っぱを間引くという作業は必要です。
冬でも葉が残るビオトープの水草の種類
外で育てるビオトープでは、気温がぐっと下がる冬にも対応出来る水草が望ましいですね。
寒さにも強い水草として、「ナガバオモダカ」という水草がおすすめ
水に沈めると、葉っぱが一見枯れたように色が褪せますが、休眠状態でそのまま冬を越すことが出来る数少ない水草です。
ビオトープの水草の配置と種類
ビオトープは、見た目の美しさやバランスも重要です。
ただ、水草を適当に浮かべても、見た目が残念なビオトープになってしまいます。
ビオトープを作る上で、重要になるのが、前景と後景
基本的なレイアウトは、前景に背の低いもので、浮葉植物を置き、中景から後景には徐々に背の高い物で、抽水植物などを配置する方法です。
中景を浮島のようにして、その周囲を取り囲むように水草を配置するという方法もあります
種類の違う水草をあわせることにより、さらに魅力的なビオトープになりますよ。
ビオトープにおすすめなその他のアイテム
家のベランダや庭にビオトープがひとつあることで、自然界の生き物の生態が観察できるというメリットもあり、また、ビオトープが癒やしにもなりますよね。
ビオトープではメダカの隠れ家用アイテムも必要
ビオトープで、メダカを飼育する場合は、水草の他にもゴロタ石や流木を入れることで、見映えのするビオトープになる他、メダカが隠れることが出来る場所としても活躍します。
特に、外に置くビオトープでは、メダカはカラスや猫などの外敵に狙われやすいため、外的から身を守るための隠れ家は必要です。