メダカは発泡スチロールで越冬を!外で過ごすメダカの越冬方法

外でメダカを飼育していると、冬の寒さをどんなふうに乗り越えたら良いか悩んでしまうこともあります。そんなときは、発泡スチロールを活用してみましょう。

でも、実際にどのように使用すればいいのかわからなかったり、どうして発泡スチロールが向いているのか分からないと、上手に活用することができませんよね。

ここでは、発泡スチロールを使ってメダカを越冬させる方法についてご紹介します。発泡スチロールをうまく利用して、メダカを越冬させましょう。

また、発泡スチロール以外の越冬方法や水の量・餌の与え方についてもご紹介しますので、そちらも併せて御覧ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

熊が冬眠する場所とは?クマがいそうなところには近づかない

熊が冬眠するのはどんな場所が多いのでしょうか?秋の山は、きのこや栗などの山菜採りに出かける人はぜひ気...

メダカの水槽の濁りとる方法!原因を知って濁りを綺麗にしよう

メダカを飼育している人の中には、水槽が濁ってしまいその濁りとる方法を知りたいという人もいるのではない...

カナヘビが冬眠から起きるのは自分のタイミングに任せて飼育を

カナヘビを飼育している飼い主さんの中には、はじめてカナヘビを冬眠させたという人もいるのではないでしょ...

オオクワガタの産卵を成功させるポイントとペアリングの時のコツ

オオクワガタを飼育している人の中には、飼育だけでなくブリードに挑戦してみたいという人もいますよね。オ...

メダカのオスが他のメダカを追いかける原因は?オスの行動を解説

メダカのオスが水槽の中で、他のメダカを追いかける行動を取ることがあります。オスが他のメダカに対して気...

ヤギの飼育の費用とは?ヤギを飼うときのポイントや注意点

ヤギの飼育をする場合、費用はどのくらいかかるものなのでしょうか?ヤギを購入するときの費用はい...

子猫のケージは手作り。ワイヤーネットやすのこを使った方法

子猫を飼う場合には子猫を入れるケージが必要になります。ケージはペットショプやホームセンターで...

水槽のフィルターで静音なものとは?選び方を紹介します

水槽のフィルターで静音なものとは?寝室に置く水槽はできるだけ、静かなものがいいですよね。そん...

ナマズの稚魚の飼育の際に注意したい事。水槽や餌や飼育のこと

ナマズを稚魚から育てたいという人の為に、ナマズの飼育に関する情報をまとめてみました。まずは飼...

ウーパールーパーのエラをふさふさに戻すには?水質をチェック!

ウーパールーパーには首飾りのようにふさふさしたエラがついていますが、これがふさふさせずに縮んでしまう...

犬の外飼いはかわいそう?できれば犬は室内で飼いましょう

犬の外飼いはかわいそうなのでは?最近は外で犬を飼っているお宅を見なくなりました。外飼いに向い...

カナヘビの卵を孵化させる方法!注意点や管理方法・準備するもの

カナヘビの卵を上手に孵化させたいと考えている飼い主さんの中には、今までカナヘビの卵を孵化させた経験が...

コリドラスの水槽は掃除しやすい工夫が必要!飼育方法とポイント

他の熱帯魚に比べ地味ながらもファンが多いコリドラス。コリドラスを飼育する際は、掃除がしやすい水槽...

金魚がパクパクするのはナゼ?底でパクパクする理由とは

金魚が底でパクパクするのはどうして?寝ている?それとも元気がないため?金魚が底でパクパクするときに考...

カナヘビが冬眠に失敗する原因と成功させるためのコツについて

冬眠させることが難しいと言われるカナヘビ。そのため、冬眠に失敗してしまうケースも多いようです。...

スポンサーリンク

メダカを越冬させるときは発泡スチロールがおすすめ

メダカを越冬させるときは発泡スチロールが活躍します。

メダカは冬、水面に多少氷が張っていても生きていられる強い生き物です。
でも水槽の水全体が凍ってしまっては息ができません。
そんな状態にさせないためにあまり凍らない容器、凍ってもすぐに解かせる容器が必要になります。

冬に最適なのが発泡スチロールの容器

発泡スチロールはメダカ専用のものができるくらい、メダカの越冬に向いておりその理由は発泡スチロールの性質にあります。

発泡スチロールは急激な温度変化から水温を守ってくれる

気温が急激に変化する冬は水温もその影響を受けやすいですが、発泡スチロールを使うとその変化を緩やかなものにしてくれるうえ、日中の日差しで暖まった水温を保温できるという機能も持ち合わせています。

そのためメダカを越冬させるなら発泡スチロールがおすすめなのです。

メダカ越冬させるためには発泡スチロールをフル活用

メダカを越冬させるなら、発泡スチロールの容器に蓋も準備しましょう。

メダカを屋外飼育している場合、蓋があれば越冬で氷漬けになる心配を最小限にできますし、梅雨や台風などのときの薄い侵入も防ぐことができます。

実は発泡スチロールを水槽代わりにしてメダカを飼育していると、冬だけでなく一年中大活躍することもあるのです。

保温性に優れ、なおかつ適度な密閉性を持つ発泡スチロールは水温管理などもしやすいという利点がある

冬は水温をあたたかく、夏はつめたくという状態を保っていられるのですね。

ではなぜここに蓋が必要か、といいますと先述してもいますが氷漬けになることを防ぐ目的があるからです。
この高い保温性をもっと上げるために、発泡スチロールの板にプチプチシートを巻いたもので蓋を作りましょう。

保温性が高まるので、越冬はらくらくこなせるのではないかと思います。

発泡スチロール以外のものでメダカを越冬させるには

屋外飼育なら発泡スチロール以外にもビニールハウスでの越冬もさせられます。
でも個人の家にビニールハウスを、というのはなかなか大掛かりです。

もし屋外飼育をしていて、水槽がラックの上などにあるならそれをレジャーマットで包むだけでもビニールハウスの中にあるのと同じくらいの効果が得られます。

準備をするものは園芸用の雨よけシートやレジャーマットです。
ラックの上にある水槽をしっかりと覆えるならばっちりです。

メダカを観察しないときは紐などで括り付け、飛ばないように対処だけしておけばOK

発泡スチロールの容器は通販などでも購入できますが、すでに水槽があったり、横からも観察したいという方の場合は、このレジャーマットなどでの越冬が行いやすいかもしれません。

メダカを発泡スチロールで越冬させるときは水深に注意

メダカの越冬での保温についてお話をしてきましたがいくら保温をしたからといって他がおろそかでは完璧に越冬の準備をしたとはいえません。

他の部分もきっちりと準備をしておきたいものです。
保温の次に水深についても準備をしておきましょう。

メダカは寒さに強い生き物です

でも凍ってしまっては為す術がありませんので、水槽内の水すべてが凍るのを防ぐために水深を深くしておく必要があります。

ある程度の推進と水量があれば全体が凍るということはまずないと思いますので、今の水槽のサイズ感が不安だなという場合は大きめのものに取り換えておくことをおすすめします。

メダカは冬の間、低い水温の中でも生きていけるようあまり動きません

動かないことでエネルギー消費量を抑えているのです。

水の表面が凍っていて、中のメダカもじっとしていると少し不安になるかもしれませんが、それはメダカが生きようとしている証拠です。

あまり刺激しないようにしましょう。

冬の間のメダカの餌やり

冬の間、あまり動かないメダカたちはもちろん餌を食べる量も減ります。
日中のあたたかい時間帯に消化不良にならない程度の少量の餌を与える程度にとどめ、様子を見守るという形で飼育をしていってください。

餌の与え過ぎは水質の悪化を招き、その水質の悪化はメダカの越冬失敗、そして水槽全体の全滅へと被害を拡大します。

餌はなくても生きていけるくらいの生き物です。
ほんのわずかな食糧程度で生きていけますので、少ないかなくらいでちょうどいいくらいではないかと思います。

それでも多い場合もありますので、様子を見ながら慎重に餌やりを行って下さい。

メダカの動きを見てエネルギー消費をしているかどうか、が餌の量の判断基準になります。
越冬できる丈夫なメダカですが、気を抜けば全滅を招くこともあるということは覚えておいてくださいね。

メダカの越冬について紹介しました。
メダカの越冬ではほとんど世話を必要としない状態である、ということを大前提にお世話をしていくことをおすすめします。

メダカの生態を良く知り、全滅しない様うまく越冬させてください。