水槽のエアーポンプには掃除が必要?掃除の必要性と方法

金魚などを飼育している方は水槽にエアーポンプを設置していますよね。ちなみにエアーポンプの掃除はどうしていますか?

定期的にピカピカにしている?実はそれだと金魚や熱帯魚にとって良い環境だとは言えません。

そこでエアーポンプはどの様に掃除をするのが良いのか?そもそもの掃除の必要性についてご紹介をいたします。水質管理は熱帯魚にとって、欠かせないポイントとなります。過ごしやすい環境づくりを心がけましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

レオパの脱皮にかかる時間と脱皮不全を防ぐためのコツについて

レオパは種類によって1ヶ月に2回脱皮すると言われていますが、時間はどのくらいかかるのか飼い主として気...

メダカの水槽に拾った貝殻を入れる時の注意点と入れてはNGな物

メダカは小学校の教室や家庭のペッとして一度は飼ったり、飼育しているのを見かけたことがあるのではないで...

グッピーの稚魚を育てるための別水槽の必要性について考えよう

グッピーの繁殖に成功して稚魚が生まれると、親と同じ水槽に入れないようにした方が良いと言われています。...

文鳥が餌を食べにくそうにしている?餌入れの底上げをしてみよう

文鳥のケージについてきた餌入れを使用していると、深さがあるため文鳥が食べにくそうに感じる場合がありま...

プラティの稚魚の色とは?稚魚の育て方を紹介します

プラティの稚魚はどのくらいから色がわかるのでしょうか?どちらの親と同じ色がでるのか楽しみですよね。...

【クワガタの温度管理】日本の暑い夏を乗り切るための方法とは

クワガタは夏に活動しているから、気温が高くても問題ないと思われてしまいますが、実は夏こそ温度管理が必...

グッピーの稚魚の性別判断は難しい。成魚の判断方法を確認

グッピーのオスメスの性別は見分けることが出来ますが、稚魚の時点で性別を見分けることは出来るのでしょう...

天敵ヤゴからメダカを守るための駆除方法と予防策

屋外でメダカを飼育しているなら特に注意したい天敵、それがヤゴです。ヤゴを駆除しなければ、メダカはすぐ...

犬が去勢するリスクとは?ゼロではない全身麻酔によるリスク

犬を迎えた時に考える去勢ですが、去勢手術をする前にどんなリスクがあるのかを知っておくことはとても大切...

ミナミヌマエビの脱皮はなかなか見れない!脱皮の前兆を解説

ミナミヌマエビの脱皮を一度で良いから見てみたいと思っている飼い主さんもいることだと思います。脱皮の前...

象VSライオン、一対一で闘わせるとどっちが強いのか徹底調査

草食動物である象と肉食動物であるライオン、もし闘わせたらどっちが強いのか結果が気になるところですよね...

犬は飼い主を忘れない!理由と犬の記憶について簡単に解説

犬は飼い主のことを忘れない動物です。これは、犬が飼い主と共に過ごした時間においての飼い主の匂いや姿、...

メダカの水合わせに失敗しない水合わせの方法と手順・注意点

メダカを購入した時は、水合わせをして新しい飼育環境にメダカを慣れさせる必要があります。これは、購入し...

レオパが脱皮不全となり尻尾が剝けない…そんなときの対処方法

レオパが脱皮不全で尻尾がキレイに剝けないときにはどうしたらいいのでしょうか?手助けしてもいいのか、触...

メダカの越冬の準備・屋外飼育の稚魚の越冬のポイントと注意点

メダカを飼育している人の中には、はじめて稚魚を越冬させようと思っている人もいることだと思います。...

スポンサーリンク

水槽のエアーポンプは掃除が不必要?掃除が必要な場所について

水槽で金魚などの魚を飼育している場合、水槽にエアーポンプを設置していると思います。

水槽は定期的に掃除を行いきれいな環境にしなくてはいけないと思っている方も多いと思いますが、あまりきれいにしすぎるのは魚にとっていい環境とは言えません。

エアーポンプは、水槽の水の中に酸素を送り込む機械

きれいに掃除をしてきれいな空気を送りこもうと考えると思いますが、基本エアーポンプの掃除は必要ありません

エアーポンプはホコリがかぶったら拭く程度の掃除でいいのですが、チューブの方は掃除が必要になります

エアーチューブは水の中に浸かっているので、水の中に入っている場所がぬるぬるしてきます。

なので、水換えを行う時に一緒に掃除をしてあげましょう。また、長期間使っているとチューブが硬くなってきます。チューブが硬くなってきたら新しいものに交換しましょう。
エアーストーンや逆流を防止する弁も劣化してくるので水換えする時などに確認してくださいね。

劣化した状態で使っているとキチンと酸素を送り込むことができず、魚が酸欠になってしまうこともあるので気をつけましょう。

水槽のエアーポンプが掃除不必要な理由

金魚の水槽に投げ込み式のフィルターを使っているという人も多くいるのではないでしょうか。

投げ込み式フィルターは、エアーポンプとろ過を一緒に行うもので簡単に設置できるので金魚などの飼育に使われることが多いです。

このエアーポンプは、水槽の中にろ過装置ごと入れるのでチューブなどと同じでヌルヌルしてきます。

ぬるぬるしているので、きれいに洗い流そうと洗ってしまう人もいると思いますが洗いすぎるのはよくありません。

フィルターでろ過しているので、マットに水槽のゴミや金魚の糞などが集まっていると考えると思いますが、フィルターの浄化はバクテリアで行われています。

フィルターマットには水をきれいにするバクテリアがたくさんいて、そのバクテリアを水に循環させることによって水をきれいにしています。

なので、このバクテリアが集まっているフィルターマットを、きれいに洗ってしまったり交換してしまうのはよくないのです。

水槽のエアーポンプもこんな場合には掃除が必要となります

エアーポンプとろ過装置がついた機器は、水をきれいにしてくれるバクテリアがいるのできれいに洗う必要のないものですが、全く掃除をしないわけにはいきません。

たくさんバクテリアを集めようと掃除をしないでいると目詰まりをおこして水の流れが悪くなったり、空気を運ぶことができなくなってしまいます。

なので、水の流れや空気の流れが悪くなってきたと感じてきた場合は掃除をする必要があります。

掃除する方法

エアーポンプとろ過装置が一体になったものは、中にフィルターが入っていると思います。

フィルター部分を外して水槽の水を少し取り出し、その中でじゃぶじゃぶと洗いましょう。

これだけで掃除は終了です。きれいにしたいからといって、水道水で洗ったり洗剤を使うことはNGです。

水道水や洗剤をつかうことによって、バクテリアがいなくなってしまいます。掃除する場合は必ず水槽の水を汲みその中で洗うようにしましょう。

また、洗う頻度は半年に1度位で十分です。すごく汚れてきた、空気の出が悪いと感じる場合は早める必要がありますが、そのようなことがない場合はこのくらいの頻度を目安にしてくださいね。

水槽のポンプを掃除した場合のその後のケアや注意点

エアーポンプとろ過装置が一体になったもののフィルターは必ず劣化してしまいます。あまりにも汚れてきてもう掃除をしてもきれいにならない場合やフィルターとして効果を得られないような場合は、フィルターを交換する必要があります。

フィルターを交換すると、バクテリアの数が減ってしまうので交換したあとのケアがとても大切になります

フィルターの交換をした後は餌の上げ方に注意しよう

フィルター交換後はバクテリアが少ない状態なので、水をきれいに保つことが難しくなります。なので餌を与えないか、あげるとしても少なめの量にして食べ残しがないように気をつけてください。

また、餌を食べると排泄もします。この排泄物によって水がかなり汚れてしまうので、バクテリアが定着するまでは、餌は少なめにして水を汚さないように気をつけましょう。

水槽の水質はエアーポンプだけに頼らずに、定期的な掃除も必要です

水槽の水質をろ過装置一体型のエアーポンプにだけ頼っているという人も多いと思いますが、底砂を敷いている場合は底砂を掃除することも重要になります。

底砂を敷いている場合は砂と砂の間に汚れが溜まりやすいので、あまり汚れてしまうと水質を悪化させてしまいます。なので、定期的に掃除をする必要があります。

水を抜いてきれいにするという方法もありますが、クリーナー用のホースが売られているのでそのホースを使って底砂をきれいにすると水質に変化を与えずにきれいにできるのでおすすめです。

このホースを使う場合、小さい魚などは吸い込まれてしまうこともあるので注意して掃除を行ってくださいね。

このように、底砂の状態をきれいに保ちながら水槽の中が快適な状態になるようにしてくださいね。