自転車が好きな人の中にはロードレーサーになる夢を持っている人もいるでしょう。確かに有名な海外のレースで優勝すれば、かなりの賞金をもらえますよね。
でも、年収はどのくらいなのでしょうか?プロ野球やプロサッカー選手くらいもらえるのでしょうか?
自転車ロードレーサーの平均年収とプロ生活の現実について説明します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
少年野球でキャッチャーの素質がある子って?高い能力が必要です
少年野球ではどんな子がキャッチャーの素質がある子なのでしょうか。少年野球においては、キャッチャー...
ボウリングのフォームがきれいになるための意識や練習のポイント
ボウリングのフォームがきれいだと安定して投げることができるので、スコアもアップしていきます。ブレ...
スポンサーリンク
自転車のロードレーサーの年収は企業チームとクラブチームによっても違う?
日本では自転車のロードレーサーはサッカーや野球ほどメジャーな競技ではありませんが、ロードレーサーの年収の実態はいったいどのようなものなのでしょう。
ロードレーサーは企業チームとクラブチームの2つに分かます。
●企業チーム
企業チームに所属している人の中では社員でロードレーサとして活躍しているか、もしくは企業とプロ契約を結んでいるかで分れます。
その中でも年収や収入に関しての将来性も変わってきます。
- 社員契約
他の社員と同じように給料を貰い、ロードレーサーの仕事だけではなく企業の仕事もします。 - プロ契約
企業の仕事はせず主にロードレーサー1本で活動します。
成績によっては契約を解除される場合もあり、年収に関してはサラリーマンの平均年収よりは少々高く、あとは活躍次第で大きく異なってきます。
自転車のロードレーサーの平均年収とは?
自転車のロードレーサーの平均収入は野球やサッカーほど高いものではないのが現状です。
もちろん活躍し世界に名を残すレベルまで行くと上り詰めると年収は別格ですが、現在の日本人ロードレーサのレベルをみるとそこまで到達している人は極めて少なく、年収もサラリーマンの平均年収とさほど変わりません。
ロードレースはヨーロッパでメジャーな競技ですが、そこで走る選手のほとんどは最低年俸の350~450万以下であるとも言われています。
その本場のヨーロッパの選手でさえも、ロードレースはお金のためではなく好きで続けていると多くの選手が言います。
確かにメジャーな野球やサッカー選手は好きで続けていても活躍しやすくその分年収としてもついてきますよね。
しかし、ロードレースの場合はそうではないので、お金のためと考えて続ける人は少ないのです。
そのため、日本ではロードレーサーという道より競輪選手としての道を選ぶ人が多くなってしまうのです。
海外の自転車ロードレーサーの年収は「億単位」?
どのチーム、競技でもその人の活躍次第で年収の差は大きく異なります。
ロードレーサーもそこは他の競技とは変わりませんが、平均年収自体が他の競技より少なくなります。
そうは言っても、活躍するトップレベルの選手にまでなると手にしている年収は野球やサッカーの有名選手と肩を並べるほどまでになります。
これまでに最も高い年収を得ている人はイギリスのチームでおよそ6億円を余裕で超える額を手にしているそうです。
この選手を機にこのチームは給料の水準を大幅に上げる革命を起こしたとも言われています。
このような実態もあるので、わりと年収が低い競技で知られているロードレーサーですが全てはあなた次第であると言っても過言ではありませんね。
自転車のロードレーサーの年収はスポンサー次第で変わる?
自転車のロードレーサーの年収はあなた次第と言いましたが、それはもちろんのことスポンサー次第でもあります。
チームから選手に支払われる資金は企業が苦労してスポンサーから集めてきたお金になります。
しかし、成績を残すことができなければスポンサーはすぐに撤退し、チームの存続の危機におかされます。
メジャーな競技ではない、日本人選手が成績を残すのは難しい、平均年収がそこまで高くはない日本の自転車の世界はスポンサーがコロコロ変わってしまう傾向にあり、ロードレーサーの世界は大変厳しいものであります。
選手は自身の成績を残す以前に、チームを存続するために切磋琢磨する選手も多いのがロードレーサーの実状でもあります。
ロードレーサーに向いているのはどんな人?シーズンは決まっているの?
ロードレーサーの日々の練習は同じ事を繰り返し継続することで、強さが比例してくると言います。
「情熱を持ちコツコツと努力にして確実に事を進めそれを継続できる人」このような人こそロードレーサー向きの性格と言えます。
ロードレースのシーズンは2~11月で10~20ほどの大会があり、その中で遠征と練習を繰り返します。
ロードレーサーは基本的に判断は自身に委ねられます。
練習時間、休日、トレーニング内容など自分で決められる分、自分に甘い人ほど結果はついてきません。
目標とする大会、タイム、自身の身体状況に合わせて最もベストなトレーニングを自分で決め継続していくことは容易ではありません。
短い現役期間をロードレーサーだけに執念かけて時間を費やす選手が多くなります。
ロードレーサーという夢があるなら後悔ない選択を
日頃から自転車が好きでロードレースバイクを趣味で乗っている人は少なくはありません。
ロードレーサーになりたいという夢を持ちながらもロードレーサーという厳しい道を断念し一般のサラリーマンとして働いている人もいるでしょう。
チーム存続の危機、平均年収の低さ、トップレベルまでの道のりなど、他の競技に比べ何かと厳しい世界ですが、だからこそ「やりがい」を感じ「夢がある」競技なのかもしれませんよね。
夢があるならやらずに後悔よりやって砕け散るほうがスッキリしませんか。
ロードレーサーの平均現役引退は30代半ばになります。
まだあなたにはその猶予が残されていますよ。
今一度自分の人生と向き合い後悔のない選択をしてくださいね。