主婦とニートの違いについて。主婦はニートではありません

主婦はニートと一緒だ!
こんなふうに言われてしまいますが、違いは歴然。
違いはたくさんありますが、専業主婦とニート『賃金を得ていない』という共通点があり、どうしてもこのように言われてしまいます。

専業主婦をしていられるということは、ある意味幸せなこと。
妬みもあるのかもしれませんね。

また、日本の制度が女性は結婚したら専業主婦になるような制度を作り上げています。

時代の流れにより、専業主婦が『よくないもの』のように扱われてしまうのは残念ですね。

人にはそれぞれ役割があります。

専業主婦でもニートでも…。

専業主婦とニートの違いについてご覧ください。

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主婦はニートじゃありません!違いは歴然。制度が専業主婦を認めています

時代とともに女性の社会進出は目覚ましく、仕事をしている女性も珍しくはなくなりました。
男女平等という認識が徐々に浸透している一方で、男性が仕事をすることは当然だという認識も根強く残っています。

それは結婚して、ライフスタイルが変わっても同じことです。
女性は結婚と同時に、一度は仕事を続けるか退職するかの選択が頭をよぎるでしょう。

しかし男性は結婚したからこそ、一家の大黒柱として、さらに仕事に精進しなくてはならないですよね。

このようなことがきちんと理解出来ている男性は、おそらく主婦はニートだなんてことを言わないはずです。

きっと主婦とニートを同じだと考える男性は、まず家事の大変さを理解していないということが大前提にあるでしょう。

もちろん外に働きに行って報酬を得るということは、努力や忍耐の賜物です。
しかし報酬を得るだけが労働でしょうか。

女性が家事をしているからこそ、男性は安心して外に働きに行ける、と考えたことはありませんか。

仕事から帰ってきてすぐに食事が出来たり、いつも洗濯された清潔な衣服を着ることが出来るのは、女性が家事という労働をしてくれているからです。

それに、家事には休日もないのですよ。

主婦とニートは違います!でも、共通点はあります

主婦とニートは厳密に言うと違いますが、共通している部分があることも事実です。

  • 無職
    家事という役割はしていますが、「あなたの勤務先は?」と聞かれて「家です」と答えるわけにはいきませんよね。
    企業に属していないということは、世間から見ると無職という形に分類されるのです。
    また仕事を探したりなどの就労活動を行っていない点も、共通していると言えます。
  • 無収入
    主婦は家事という労働をしています。子供がいる世帯なら、育児という役割も同時に行っています。
    しかしこの労働に対して、収入は発生しません。
    ニートも収入はないので、無収入という点も共通しています。
  • 人間関係
    一概に言い切れませんが、外に働きに出ている人と、主婦として家での労働をしている人では、人間関係にも違いはあると思います。
    企業で働いていれば、同僚や上司、部下などに囲まれています。
    しかし主婦にはこのような間柄の人はいないので、友人やママ友、家族との関係が生活のほとんどを占めるでしょう。
    ニートだとママ友はいないので、友人や家族との関係に留まることがほとんどです。

主婦がニートだと言われてしまうのはナゼ?一番の違いは『家事労働』をしていること

主婦とニートは一緒だと考えられがちですが、そもそも主婦とニートの本来の意味をきちんと理解していますか。

主婦とは、結婚をして家事や育児に専念している人のことを指します。
職には就いていませんが、日々家庭内の役割を担っています。

一方ニートは、15~34歳の健康で職に就くことが出来るにも関わらず、労働や通学をしていない人のことを指します。
この定義は政府が出しているので、価値観の違いなどで変えられることではありません。

しかし主婦とニートは無職、無収入ということで同じだと思われることが多いです。
厳密に言うと両者は全然違います。

まず主婦は、家事という労働を毎日行っています。
食事の支度や洗濯、掃除などが終わりもなくやってくるのです。

報酬を得ていないから何もしていないニートと同じと思うなら、一度主婦の仕事を経験してみるといいでしょう。
楽だなんてとても言えないはずです。

主婦に対する世間の冷たい視線

家庭の役割を担っている主婦ですが、世間から冷たい視線を受けることも事実です。

専業主婦と聞くと、自由な時間がたくさんありそうとか、社会のストレスを受けなくて羨ましいとか言われることがあります。
この意見が主婦への視線を冷たくするのでしょう。

小さな子供がいる家庭ならまだしも、子供がいない家庭や学校に行くような年齢の子供であれば、働く時間があるのに働かないのは甘えだ、なんて言われてしまうこともあります。

いくら職に就いていないとは言え、主婦の一日は予想以上にやることが多く、時間が足りないものです。

朝誰よりも早く起きて食事の用意、家族を見送ってから片付けや洗濯、掃除を終わらせて夕食の買い物、帰ってきたら洗濯物を取り込み夕食の支度、食事が終わったらまた片付けをして目まぐるしく時間が経っていくのです。

働きながら子育てや家事をしている女性もたくさんいますが、専業主婦は仕事をしていないからこそ、家庭の役割を完璧にやろうと頑張っています。

怠けているから働かないわけではない。専業主婦という名の仕事

主婦の中には、自分の意思だけではなく、働くことが出来ずにやむをえず主婦という状況の人もいます。

  • 家族の介護
  • 小さな子供の子育て
  • 子供の保育先が見つからない
  • 体調を崩している
  • 夫が働くことに協力的ではない

このような事情を抱えながら主婦をしていても、怠けているからだと言えますか。

専業主婦という選択をした人には、それぞれの価値観や事情があります。
働きたくても働くことが出来ない、それでも世間から見ると専業主婦という表面しか理解されません。

内部まで見ていくと、もしかしたら外で仕事をしている人よりも多くの役割を担っている主婦がいるかもしれません。

専業主婦という選択をするには、十人十色の事情や環境があることをわかる必要があります。