弁当箱をレンジで加熱したら蓋が開かない!開け方と開かない理由

弁当箱を電子レンジで温めたら、弁当箱の蓋が開かない!という経験をした事がある人もいますよね。せっかくの手作り弁当を温かい状態で食べたいと思ったがために、このような悲劇に見舞われてしまった人もいるのではないでしょうか。

お弁当箱の蓋が開かなくなってしまった時は、一体どうすれば開けることができるのでしょうか。簡単に開ける方法を確認して、お昼休みを満喫しましょう。

そこで今回は、お弁当箱の蓋が開かなくなってしまった時の蓋の開け方と、開かなくなる理由についてお伝えします。

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弁当箱をレンジで温めると蓋が開かない理由

お昼休みになり、「お腹空いたし弁当でも食べよう」と弁当を電子レンジで温めた後、開けようと思ったら弁当箱が開かない!なんて困ったことはありませんか?

開かないのは加熱による気圧の変化が原因

加熱直後の弁当箱内は温度が上がっていますが、自然と温度は徐所に下がっていきます。
その結果、温度に差が生まれてしまい、蓋が開きづらくなってしまうのです。

これは、電子レンジを使っていない場合でも同じです。

朝に、お弁当内のおかずやご飯の熱を冷まさないうちに蓋を閉めてしまうと、温度に変化が起こりお昼頃には蓋が開きづらくなってしまいます。

お弁当を食べようと思ったのに蓋が開かない!なんてことを防ぐためにも、お弁当は粗熱を取ってから蓋を閉めることが大切です。

レンジで温めた弁当箱が開かない時の対処法

電子レンジで温めた弁当箱が開かない時

弁当箱内は真空状態になってしまっています。
そのため、もう一度温めることで簡単に開けることができます。

その他にも、ボウル内にお湯を溜めその中にお弁当箱を入れて、数十秒待ってから取り出すと蓋が簡単に開きます。

しかし、お湯を使う方法の場合には注意点があります。

お弁当箱の種類によっては耐熱温度が低いものもあり、その場合に熱湯に入れてしまうとお弁当箱が変形してしまう可能性があります。

そのため、お弁当箱をお湯に浸ける際には、少しずつ浸け、変化が見られないか確認しながら行うようにしましょう。

また、お湯の温度の目安は60度程度で、お湯だけでなく合わせて水を入れることも大切です。

弁当箱をレンジで加熱して真空状態になると蓋が開かない!開ける方法

弁当箱を電子レンジで加熱すると、真空状態になってしまい蓋が開かなくなることがあります。

真空状態になった弁当箱の蓋を開けるためには、弁当箱内に空気を入れてあげる必要があります。

蓋と容器の間にゴムパッキンが付いている場合には、蓋と容器の間にヘラなどを挿し込み、弁当箱内に空気を入れましょう。

弁当箱内に空気が入ることで蓋は簡単に開くようになりますが、無理に開けようとすると弁当箱が傷ついてしまう場合があります。

弁当場を傷つけないためには、蓋と容器の間の水分が蒸発して自然と隙間ができるのを待つしかありませんが、待っている間にお昼休憩が終わってしまう可能性があります。

そのため、時間に余裕がなく隙間に道具を挿し込み開ける際には、無理をしない程度に行うようにしましょう。

レンジで加熱しても良いものとダメなもの

電子レンジで食べ物を加熱する際には、容器に注意しなければいけません。

そこで、電子レンジで加熱してもOKなもの、NGなものについてご紹介します。

電子レンジで加熱してもOKなもの

  • ガラス食器
  • キッチンペーパーなどの紙類
  • 陶器

ただし、陶器の中には金属で装飾がされているものもあります。
金属で装飾されたものは、電子レンジで過熱してしまうと危険ですので加熱しないようにしましょう。

電子レンジで加熱してはNGなもの

  • アルミホイル
  • 缶詰など金属の容器
  • ビニール袋等
  • プラスチックの容器(物による)

 

プラスチックの容器2つの種類

  1. PS製(ポリスチレン製)
    ポリスチレン製の容器は、耐熱温度が最高でも90度程度です。
    そのため、基本的に電子レンジで加熱することができません。
  2. PP製(ポリプロピレン製)
    ポリプロリレン製の容器は、耐熱温度が130度程度までと高くなっています。
    コンビニで使われている容器もPP製が多く、電子レンジで加熱しても問題ないようになっています。

プラスチック製の容器を電子レンジで加熱する際には、容器底に記載されているプラスチックの種類を確認して加熱するようにしましょう。

レンジを使うときにあると便利なもの

電子レンジで温める食材により使い分けるもの

  • 煮物や蒸し物、カレー等の温めは「ラップ」
    汁を多く含んでいる食べ物を温める際には、ラップを使って温めることで、周りに汁などが飛び散るのを防ぐことができます。
  • 揚げ物の温めは「クッキングペーパー」
    油を多く含んでいる揚げ物を温める際には、クッキングペーパーを使って温めることで余分な油を吸い取ることができます。
  • 焼き鳥などタレが多いものの温めは「クッキングシート」
    タレが多くついている食べ物は、温めた際に焦げやすいですよね。温めによる焦げを防止するためには、クッキングシートがオススメです。

クッキングシートを使って温めることで、焦げを防止し、ふっくらと美味しく温めることができます。