ベタの平均寿命とは?老衰症状が出た場合の注意点について

若い時は元気に水槽の中を泳いているベタ。少しでも長生きしてもらってかわいい姿を見ていたいですよね。

そこで飼い主として気になるのが寿命。ベタの寿命は一般的には短いと言われていますが、平均寿命はどのくらいなのでしょうか?老衰症状になった場合に飼い主としてできることとは?

ベタの平均寿命と老衰症状になった場合の注意点について説明します。

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ベタの平均寿命とは?老衰症状について理解しておこう

ベタの平均寿命は生後1年半から2年程度です。
ですが稀に3年以上も生きる個体も存在します。

その場合、寿命の短いベタが必ずしも寿命の長いベタより扱いが悪かったということにはなりません。

ベタはかなり個体差の激しい生き物です。

多くのベタを飼育した経験のある方には「特別長生きした個体」と出会ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも熱帯魚は生き物ですし数字で表せない部分もあるため寿命を断定的に言い切ることはできません。

ただ、個体差はあるにしろ適切な環境下で飼育することができればベタの健康状態が維持されるため単純に長く生きてくれる、ということはもちろんです。

そのためベタの住みやすい環境を作ることにより「本来生きられる寿命」を全うさせてあげることが飼育する私達にできることです。

続いて、年老いたベタの特徴ですが下記のようなものが挙げられます。

  • ヒレなどにハリがなくなってくる。
  • 身体が骨ばってくる。
  • 尾ひれが下がってくる。
  • 泳ぎが下手になる。
  • 水底でじっとしている時間が増える。

人間が年老いてきたときと似たようなものでベタにもこうした特徴があります。
更にこうした状態に合わせた飼育のポイントも次の項目から紹介していきます。

症状を悪化させるような環境にしてしまうと、ベタの寿命にも影響が出る

年老いてきたベタは通常の元気なころのベタよりも注意するべき点があります。

それは

  • 水流をできるだけつけない。
  • 水換えの負担を減らす。
  • 餌の量を減らす。

という3つのポイントです。

水流に関しては単純に体力を消費させてしまうためです。
水換えのときにもしっかりと温度差や水質差をなくし、少量づつ替えていくなど「急な水質変化」を気をつけることが大事です。

消化能力も低下するため成長期のように餌をあげてしまっては逆にベタの負担になってしまいます。

さらに見落としがちではありますが、ベタが年老いてきたら水深にも気を配りましょう。
年老いて動きが鈍くなったベタは水面まで上がるのが苦手になってきます。
でもベタは水面から呼吸をしたり、水面に浮く餌を好んだりと何かと水面まで行くことが多い種類のお魚です。

そのため年をとって弱ってきたベタは少し浅めの容器に入れてあげることでより生活しやすくなります。

水深を10センチ程度まで低くしてしまってもベタにとっては楽に生きられる環境になります。

水深を浅くした場合は水が減ってしまうのが早くなるためこまめに水量を確認しましょう。

ベタの寿命を延ばしてあげたい、症状を悪化させないためには水温調節が大切

年老いてきてしまったベタともう少しだけ一緒にいたい、という方ももちろんいらっしゃると思います。

今までどおりの環境でも生きていくことはできますが、残りの寿命を元気なままで過ごす事のできる環境づくりをすることがベタにできる一番の飼育かと思います。

ベタの寿命を少し延ばす可能性がある飼育として

  • 定期的な水換え
  • 水温を一定にすること
  • 餌の量を減らしてあげる

この3つのことが重要になってくるでしょう。

寿命が短くなってしまう原因を対策すればそれが自然と寿命を延ばすお世話につながるはずです。

さらにできることとしてはベタの便秘を解消してあげることがベタの寿命延長につながるのではないでしょうか。

便秘から病気に発展してしまうこともあるため餌の量を調節してあげることも飼い主にできることのひとつですね。

ベタの寿命が尽きそうな時に飼い主ができることとは

ベタの寿命がつきそうなときに飼い主にできることはそばにいることです。
ベタは寂しがりやな魚のため、静かに眠れるようにずっとそばについていましょう。

ベタをどうしても長生きさせたいと思うこともあると思いますが寿命には逆らうことはできません。

できることは水質改善などですが、最期の時が来たらあまりジタバタせず見届けてあげることが必要かと思います。

ベタの水質改善というと光合成細菌などの濾過バクテリアがありますが年老いたベタには悪影響になる場合も考えられますのであまり環境を激しく替えず、最期を静かに迎えられるようにできる限りゆっくりと接しましょう。

前述したポイントを基本的に守ればベタが本来持っている寿命をまっとうする手助けはできるはずです。

最期のときは寿命をまっとうしたのだと見守ってあげてください。

ベタを少しでも長生きさせるためには

ベタを少しでも長生きさせるにはやはり寿命を短くする原因を対策していくことです。

こまめな水換えに水量の調節、水流を作るなどの無理はさせず水温管理を徹底してください。

元気なうちから濾過バクテリアなどに慣れさせて環境を作っておくこともできますし、餌の量を調節していけば無理な消化をしないため便秘を防ぐことにもつながります。

水質管理は水換えだけでは難しい部分もあるかと思いますので、フィルターなどに任せて水が悪くなりにくくなるようにするのもひとつの手です。

多頭飼育をしている場合は広めの隔離箱を取り付けて、フィルターで水質を調整しつつ飼育すると水換えの負担も少なく年老いたベタもまだ元気なベタも快適に過ごす環境を作ることができます。

様々な方法があるため各家庭にあったベタの過ごしやすい環境を選択し作っていくことでベタが長生きしてくれるようになっていくのではないでしょうか。