コオロギの飼育方法とは?冬に気をつけたいのは温度や湿度

冬にコオロギの飼育をするときには、どのようなことに注意したらいいのでしょうか?

飼育の方法を間違えてしまうと、全滅など取り返しのつかない事になりかねません。コオロギは種類によって乾燥に強いタイプとそうでないタイプがいるので飼いやすいほうを選ぶのもおすすめです。

コオロギの飼育方法、温度や湿度について紹介します。

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冬のコオロギの飼育は温度管理をしましょう

トカゲなどの爬虫類はもとより、主にさまざまな生き物のエサとして重宝されているコオロギですが、初心者の方がエサ用としてコオロギを飼育する際には、注意したい点がいくつかあります。

コオロギを飼育するうえでもっとも注意したいのが、冬場の飼育方法に関するものです。

秋口までは屋外で見かけることも多いコオロギですが、寒さにとても弱いため、冬場に外で見かけることはまずありませんよね。そのため、室温の低い場所で冬場にコオロギを飼育する際には、飼育ケースの周りや下にパネルヒーターを設置して、ケース内の温度を25℃前後に保ってあげる必要があります。

ケース内の温度が下がると、活動量が減ってエサを食べる量も徐々に減ってしまうため、エサとしての栄養面が不十分になるばかりでなく、そのまま息絶えてしまう場合もありますので、くれぐれも温度管理には気をつけてください。

コオロギを冬に飼育するなら乾燥に強い種類がおすすめ

冬の乾燥した時期に室内でコオロギを飼育するのでしたら、できるだけ乾燥に強い種類のコオロギを選ぶのがおすすめです。

日本国内でエサ用として販売されているコオロギは、主にヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギの2種類ですが、初心者にも比較的飼育や繁殖がしやすいのは、ヨーロッパイエコオロギでしょう。こちらのコオロギは、平均気温の高い北アフリカ地域が原産地とされていますが、乾燥に強くて丈夫な性質のため、冬場の乾燥した時期にも飼育しやすいと言えるでしょう。

一方、ヨーロッパイエコオロギと同様に、エサ用として販売されているフタホシコオロギですが、こちらは湿度の高い東南アジアを中心に生息しているということもあり、乾燥に弱いという特徴があります。

その点からもやはり冬場のことを考えると、乾燥に強いヨーロッパイエコオロギの方が、冬場の飼育に適していると言えます。

冬の飼育の乾燥対策方法

主にエサ用として販売されているヨーロッパイエコオロギを自宅で飼育する際には、通気性の良い飼育ケースを選びましょう。プラスチックケースに入れて飼育される場合は、蓋の部分の通気性が良いタイプがおすすめです。浅いケースだと、フタを取った際にコオロギがジャンプして脱走してしまうことがありますので、ある程度深さのあるケースを使用します。

ヨーロッパイエコオロギは比較的乾燥に強いとはいえ、やはり水は不可欠です。

コオロギが誤って水中で溺れてしまわない程度の大きさの水入れを設置して、水は毎日取り替えましょう。水分を補給するという意味では、スプレー容器などを使ってコオロギに直接水をかければ良いのではと思われる方もいるかと思いますが、それだと飼育ケースの中の湿度が上がりすぎる恐れがあります。
また、ヨーロッパイエコオロギは体が濡れるのを極端に嫌いますので、絶対にやめてください。

冬になるとコオロギはどうなる?寿命について

コオロギをエサ用として飼育しているうちに、多くの方は毎回コオロギを購入するよりも、コオロギ自体を繁殖すればよいのではないかと気付きますよね。成虫となったコオロギの寿命は大体長くても1ヶ月半ほどですので、たくさん購入したところで、エサとして与える前に寿命が来てしまったりすることを考えると、自分で卵から孵化させるという方法もあります。

コオロギの繁殖時期は、ケース内の温度を高めに設定します。きれいな水は欠かさず、卵を産むのを待ちましょう。

コオロギが産卵すると、だいたい2~3週間くらいで卵から孵化します。その後は脱皮を繰り返しながら成長していき、やがて2ヶ月ほどで立派な成虫に育ちます。
コオロギの卵が孵化するまでにかかる期間は、飼育環境によっても異なりますが、成虫のコオロギと同様にケース内の温度を25℃程度に保つことが重要です。

コオロギの飼育で大切なのはアンモニア対策

餌用のコオロギを飼育するうえでは、温度や湿度管理とともに、アンモニアを発生させないように対策をする必要があります。主にトイレの嫌なニオイの原因となるアンモニアですが、飼育ケース内にコオロギのフンや死骸を放置することでも発生しやすくなります。

飼育ケースにの通気性が良くないと、ケース内で結露が発生してしまい、その水分がフンなどに付くことによって、やがてアンモニアが充満してしまうことになります。ケース内にアンモニアが発生すると、コオロギ同士が共食いを始めたり、一度に大量に死滅してしまう恐れがありますので、ケース内はなるべくこまめに掃除するようにしましょう。

もっと簡単なアンモニア対策としては、新聞紙を使う方法があります。

床材としてちぎった新聞紙を多めに入れておくことで、コオロギ同士がお互いに顔を合わせことによるストレスを減らすことで、共食いを防ぐ効果もあります。また、新聞紙は余計な水分も吸着してくれるため、結果的にアンモニアの発生を抑えることにつながります。

しかし、コオロギは雑食性ですので、新聞紙もかじって食べてしまうことがあります。そうなると印刷に使われているインクを食べさせてしまうことになりますので、気になる方は新聞紙の代わりにキッチンペーパーを使う方法もあります。
さらに、水分補給という目的もかねて、市販の昆虫ゼリーを与えるのもおすすめです。

ペットが健康でより長生きしてもらうためには、エサとなるコオロギを切らさないように、上手に飼育する必要があります。基本さえ守れば初心者でも比較的簡単に飼育することができますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。