スッポン【飼育について】水槽の大きさや水量と温度などの注意点

スッポンを飼育するには水槽を用意しなければなりません。初心者だとどのくらいの大きさの水槽を用意したらいいのかわかりませんね。
また、水槽の他にもスッポンの飼育には用意するものがあるのです。

そこで、スッポンの飼育について気になる水槽の大きさや水量と温度などの注意点ご紹介致します。これで、すぐにスッポンの飼育をはじめることができますよ。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

【一人暮らしの手続き】実家から離れる人の不安を解消します

実家から初めて離れて一人暮らしを始めるとなると、男性であっても不安になってしまうでしょう。し...

同棲をするのに良いタイミングって?新社会人ならいつが良いのか

お付き合いをしているカップルが同棲をするのは珍しいことではありませんが、それを始めるのに良いタイミン...

腕立て伏せの負荷は体重の何%?間違ったフォームでは効果なし

胸や腕の筋肉を鍛えるために、自宅で腕立て伏せをしている人も多いでしょう。でも自分の体重の何%...

フィリピンの生活費の相場を知ったら住みたくなる!日本と比較

フィリピンといえば生活費や物価が安いイメージがありますね。実際にはどうなのでしょう?食事代や...

原付の書類を紛失!再発行可能?手順と必要なもの・費用について

原付の書類が必要になって探しても見つからない!書類を紛失してしまった時、再発行ができるのか気になりま...

【足の臭い対策】男性の足の臭いの原因と効果的な臭いの改善方法

働く男性の悩みの一つ、足の臭いに悩んでいる方はいませんか?一日中履いた靴を脱いだ時に、自分でも気にな...

在家と出家の違いについて。在家と出家では同じ修行はできません

在家と出家の違いについては、一言で説明することが難しいのですが、俗世から離れないとある意味本当に『捨...

メガネの調整。あの小さなネジを締めるドライバーについて

メガネの調整を自分でしたい!そんな時に必要なのが『ドライバー』肉眼で見るのが難しいほどの...

駄菓子屋を経営する時は許可が必要?駄菓子屋の始め方とポイント

定年を迎え、これからまだまだ続く人生を考えた時、そうだ!駄菓子屋を経営しよう!と考える方もいるでしょ...

ビオトープの水草の種類や分類。初心者や冬におすすめな種類

水に浮いている水草、水中に沈んでいる水草などビオトープの水草には、様々な種類があります。今回はビ...

離婚後、子供の運動会などの行事に参加したいと思うのは我儘か

離婚後、子供とはどのように接してよいのか悩むところですよね。元妻とは他人になっても、子供とは...

平成生まれが驚く!昭和の知らない常識とあるあるネタ

あなたは平成生まれですか?それとも昭和生まれ?昭和では当たり前だったことも、今となっては通じない...

音を使った名前やその由来。人気がある男の子・女の子の名前

待望の赤ちゃんに名前を付ける場面で音楽が好き、音楽に関わっているという人なら「音」という漢字を使いた...

一人暮らしの休日は料理をする!作り置きのススメや自炊のコツ

一人暮らしの休日にはゆっくりと料理をしてみようという人もいるでしょう。せっかく休日に料理をするな...

花束は花屋さんに当日注文でもOK?おすすめの注文方法について

花束を花屋さんに注文する時、意外とどうしたら良いのか悩んでしまう方も、少なくはありません。当...

スポンサーリンク

スッポンの飼育にベストなのは90cm水槽

古くから健康食品としてのイメージがある生き物『スッポン』

ペットとして飼育する際には30cmほどまで大きくなることを想定して飼育を始めなければなりません。

スッポンが30cmまで大きくなるとすると、水槽の幅はさらに大きく最低でも90cmは必要になります。

スッポンは砂に潜る習性を持つ生き物ですから、そうした環境を作ってあげることも必要になってくるのです。

水槽内には床材として深めの砂を敷いてあげることが必須となりますし、スッポンは水質に敏感な生き物で水温の低いところでは生きていくことが出来ません。

濾過器や保温器具なども必要になってくるため、飼育環境を整えてあげるには多くのものが必要となってきます。

水槽内には休憩用の陸地もあるとさらに快適な環境になるため、確保するスペースはかなりのものとなってきそうですね。

スッポンの飼育で水槽に入れる水の目安とは

スッポンは陸地と水中を必要とする生き物

ですがスッポンは爬虫類のため肺呼吸により酸素を体内に取り入れているので、水量が多すぎると溺れて大変なことになってしまいます。

そのため水槽に入れる水位は充分に注意する必要があります。
スッポンの大きさによって変わってきますので、注意しつつ水量を確認してください。

こどもスッポンであれば(甲羅の長さが5~8cmくらい)、水槽の底、砂利などの表面から5~6cmほど、おとなスッポンであれば(甲羅の長さが15cm以上)、砂利などの表面から10~13cmほど
という環境が理想的です。

あくまでもこの数値は目安であるため、もしスッポンを入れてみてつらそうに首を伸ばして鼻を出していたりする様子でしたら水を減らしてあげてください。

甲羅は完全に浸かるように、でもスッポンには負担のない水位というのが望ましいです。

スッポンの飼育では水槽内の水温を一定にすること

スッポンの飼育では水温と水質をしっかり管理することが重要となってきます。

特に水温に置いては敏感な生き物なので、水温は25℃前後に保つことが必須です。
ヒーターなどを駆使して温度管理を徹底することで、そうした環境を作ってあげられると思います。

水質に関しても金魚や小さな魚に比べると格段に水が汚れやすいため、最低でも3日に1回は水換えが必要となります。

魚と比べると体の大きなスッポンは餌の食べ残しやフン、体から出てくる垢などでどんどんと水が汚れてしまいます。

一日だけでも水が真っ白になってしまうくらい、水換えを行わないといけませんのでそれは覚悟の上で飼育を開始しましょう。

水換えをしっかり行っていないとスッポンは餌を食べなくなってしまったり、皮膚疾患になってしまったりしてどんどんと衰弱してしまいます。

それが引き金となり命を落とすなんてことにもなりかねないので、しっかりとした管理を行って長生きしてもらいましょう。

スッポンの飼育では水槽に低砂を敷いたり紫外線ライトも必要

スッポンは底砂を敷いて飼育してあげるほうが快適に暮らせます。
スッポンは一般的に下記のような習性を持った生き物です。

  • 身を隠すために砂に潜る
  • 水中も必要だが陸地での穏やかな気温変化の環境も必要である
  • 背中にできた垢を砂で落とす

こうした習性を持っている生き物ですから、そうした行動を制限しないような環境での飼育が大変望ましいです。

底砂の敷いてある水槽内のほうが歩くときも泳ぐときも滑らず安全ですし、環境が良ければスッポンもストレスフリーで寿命を全うできるはずです。

砂利はできるだけ細かく、泳ぎ回っても水が濁りずらいものがおすすめです。尖りがなく怪我の原因にならないようなものを選びましょう。

紫外線ライトなどを設置してあげるとより野生に近い、さらにいうと外敵もおらずエサも支給される飼育下のほうが快適であるという環境を作ってあげられます。

そうした環境で飼育すればスッポンはよりリラックスして飼育されてくれると思います。

スッポンだけを飼育するのがオススメ

スッポンは他のお魚など、混泳には向かない生き物

スッポンは反射敵意噛み付くという性質を持っていますので、魚などを同じ水槽内に住まわせてしまうと魚が捕食されてしまい悲しい結果となることがほとんどです。

もし一緒に他の生物を飼育したいのであれば、餌になってしまってもいい生物と割り切って混泳させるしかありません。

金魚やメダカ、タナゴやスジエビなどがスッポンの餌になりえる生き物です。
一緒に生活させるというよりはスッポンが野生のように餌に食いつく姿を見られるという感じになりますが観察の一環としては見ておく価値もあるかと思います。

スッポンの水槽内を賑やかにしたいのであれば生き物ではなく、水草などをレイアウトして見てはいかがでしょうか。

砂利に設置するタイプのものは抜かれてしまいますので、マツモやアマゾンフロッグピットなどの浮くタイプの水草を設置してみましょう。

スッポンは環境を整えてあげれば長生きしてくれる生き物です。
飼育をはじめる際はしっかりとした環境づくりを出来るかということを念頭に置き、考えてみましょう。