ソイルを使った水槽の立ち上げ方法と魚を飼育するまでの管理方法

ソイルを使って水槽の立ち上げをしようと考えている人もいるのではないでしょうか。でも、実際の方法が分からないと、うまく立ち上げることができません。

ここでは、ソイルを使った水槽の立ち上げについてお伝えします。

ソイルを使って水槽の立ち上げを行うときはどんなものが必要なのか、どんな手順で行えば良いかを知って、上手に水槽の立ち上げを行いましょう。

どんな手順や方法で行えば良いのかを知ることで、魚が快適に暮らせる水槽を立ち上げましょう。

また、水槽を立ち上げてから魚を飼うまでのメンテナンス方法についてもお伝えしますので、そちらも参考にして上手に水槽の立ち上げを行いましょう。

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ソイルを入れて水槽を立ち上げる時の入れ方のポイント

アクアリウムを楽しみたいと思った時には、ソイルを使った水槽の立ち上げを検討する方が多いと思います。

ソイルには他の底砂とは違い、水草の栄養が含まれていたり、水質の改善機能がありますから、観賞魚などの生体の他に、水草を育てたい方にとってはソイルは外せませんよね。
ソイルは手前よりも奥側が厚くなるように入れると、遠近感が出て立体的に見えるのでおすすめですよ。
水草を植える場合には最低でも2cm以上必要で、一般的に3~5cmが目安と言われます。

ソイルをいれた時の水槽の立ち上げのポイントは、水をソーッと入れることです。

せっかく立体的にソイルを敷いても、勢いよく入れるとソイルが移動して形が崩れてしまいます。
また、細かい塵なども舞いあっがってしまうので、水が濁ってしまうのです。

水槽の立ち上げに必要なものと手順

ソイルを使った水槽の立ち上げポイントを先にご紹介してしまいましたが、ここでは水槽立ち上げに必要なものと手順についてお話しましょう。

ソイルを使った水槽立ち上げに必要なもの

  • 水槽
  • ソイル
  • 定規など
  • カルキ抜きした水
  • 濾過フィルター

水槽の立ち上げ手順

  1. 水槽を設置します。(水が入ってからの移動は困難です。)
  2. ソイルを入れて、定規などを使って奥から手前に向かって傾斜をつけるように均します。
  3. ソイルの入っていた袋を切り開いてソイルの上に敷き、手や受け皿などをつかって優しくカルキ抜きした水を注ぎます。
  4. 水を入れたら、静かにビニール袋を取り除きます。
  5. 濾過フィルターを設置して完成です。

観賞魚のための水槽でご紹介しましたが、水草だけを育てる場合にはソイルを入れる前に水草用の肥料を敷きましょう。
園芸用ネットをかぶせてからソイルを入れると、水草を抜いた時に肥料が舞い上がらずに済みます。
また、すべての水を入れずに5~10cm程度入れてから水草を植え付けると作業がしやすくおすすめです。

水槽の裏面にはバックスクリーンを貼るのもおすすめです。
水草や生体などがグッと引き立ち美しい水槽になりますよ。
見た目にこだわる方は、ぜひ用意してくだいね。

水槽の立ち上げ・ソイルを入れてから魚を入れるまで

ソイルを使って水槽を立ち上げた後には、観賞魚を入れます。しかし、少し待ってください。

観賞魚を入れるのは、水槽を立ち上げて濾過バクテリアの数が安定してからです。

濾過バクテリアは観賞魚の排出する糞などを分解する働きがあります。
濾過バクテリアの数が安定していない状態で観賞魚を入れてしまうと、水質が悪化して観賞魚が体調を崩す原因となってしまうのです。
濾過フィルターを可動させたまま、1週間から2ヶ月ほど放置しましょう。

また、ソイルは水草の栄養などを含んでいる底砂材ですが、ソイルによっては使い始めにこの栄養分が流れて出てしまい、観賞魚に害を与える事があります。
これら観賞魚に害をあたえる物質も濾過バクテリアが分解してくれますので、水質が安定するまでの間は観賞魚を入れてはいけません。

水槽内に濾過バクテリアが繁殖して、観賞魚にとって害のない水質となったかは、市販の測定キットで判断することが出来ます。

水質が安定したら、水合わせを行って出来るだけストレスのかからないように観賞魚を水槽に移してあげましょう。

ソイルを入れて水槽を立ち上げたときのメンテナンス

ソイルを使って水槽を立ち上げて、観賞魚も無事に水槽に入れることが出来たでしょうか。
水槽の管理は、実はここからが本番です。

水槽内に水草を入れると、ソイルの栄養分は水草が吸い上げてくれます。
そのため、ソイルから滲み出る栄養分のことを気にかけなくても良くなるはずなのですが、水草も植えて直ぐの時にはあまり栄養を吸い上げることが出来ません。

飼育水に含まれる栄養濃度を一定にするためには、水換えが効果的です。
水草の調子が整うまでまでの間は、頻繁に水換えを行いましょう。

水槽の立ち上げ初期に頻繁に水換えを行い、飼育水の栄養濃度を下げることは、苔の発生を抑えることにも繋がります。
栄養が溢れていると苔が生えやすいからです。
一度苔が生えてしまうと、どんどんと増えて、その後もずっと苔に悩まされてしまう可能性が高くなります。

苔が勢いをますと、水草の成長が悪くなりますが、水草の勢力が強いとあまり繁殖しないので、水槽立ち上げ初期のメンテナンスは重要なのです。

ソイルの水槽を立ち上げた時の水換えの頻度と期間

ソイルを使った水槽立ち上げ初期の苔の発生を抑えるためには、頻繁な水換えが効果的です。

ただし、水換え頻度は使うソイルによって異なります。

ソイルには大きく分けて、「栄養系ソイル」と「吸着系ソイル」の2種類があります。

栄養系ソイルはその名の通りたくさんの栄養を添加したソイルですから、立ち上げ初期には毎日水替えするのが理想的です。
吸着系ソイルの場合にはそこまでの水換えは必要なく、週に1~2回程度で十分です。

頻繁な水換えは、水草が元気に育ち始めるまで行ないます。

植えた水草が成長の早い有茎草(ロタラ系やパールグラス系など)の場合には1ヶ月程度を目安にすると良いでしょう。
新しい環境に馴染むことに時間がかかるタイプの水草(ヘアーグラス系など)は2ヶ月は必要になるでしょう。

水草がしっかりと根付いて成長をしているようであれば、水換え頻度を減らていきます。

ソイルは見た目も良く、他の底砂材とは違って付加機能がありますが、その分水槽の立ち上げ初期にはメンテナンスが必要になります。
上手にメンテナンスを行って、水草も観賞魚も元気に育ててくださいね。