車にカーテンレールを固定するのは簡単です。車用のカーテンレールはカーショップで好きなタイプを選んで購入することができます。あまりお金をかけたくないという場合は、自分で工夫して代用をすることも可能です。
そこで、車にカーテンレールを固定する方法について、後部座席に付けることや車のカーテンの付け方、カーテンレールを自作する工夫や車内にカーテンを付けるときのポイントなどお伝えしていきましょう。
これで、付け方のコツや工夫のポイントもわかり、家族とのドライブのためにも車にカーテンを簡単に取り付けることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
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車にカーテンレールを固定するなら後部座席
カーテンを取り付けるのは運転席と助手席の後ろ側になります。
運転席と助手席の後ろにカーテンを取り付けて後部座席と仕切れるようにするといくつかのメリットがあります。カーテン一枚で後部座席を塞ぐ事ができるのと、一人で乗るときのエアコンの効率がよくなります。後部座席に誰も乗っていないのに車全体を冷やしたり温めるにはそれなりの時間がかかってしまいます。しかし、後部座席の手前にカーテンがあると隙間はあるもののエアコンから発された空気はかなり全部に留まってくれます。
車の中にカーテンレールを固定する方法
車にカーテンを取り付ける方法は、いくつかあります。
専用のカーテン
その車種専用に作られたカーテンが販売されている場合があります。専用に作られているのでぴったりと取り付けられて高級感も保つ事ができます。お金がかかってもきちっとしたものを手軽に取り付けたい場合にはよいでしょう。
吸盤で取り付ける
吸盤つきの車用カーテンが販売されています。既成の車用カーテンを取り付けるか、自分で吸盤と布と紐やワイヤーを購入して作って取り付けます。
カーテンレールで取り付ける
車の窓専用の、レールとカーテンが販売されています。
カーテンレールは取り付ける場所に合わせて曲げることができます。
クリップで取り付ける
窓枠の隙間にクリップを挟んで、そこにワイヤーに通したカーテンを取り付けます。
車用カーテンレールの固定は工夫次第で自作できる
100均で購入できる材料で、車のカーテンを自分で作る方法をご紹介します。
【用意するもの】
- カーテン用の布(サイズが合うものがあれば、カーテンになっている商品を選ぶと簡単です)
- ワイヤー(太さ3mm程度で、アルミ製が容易に曲げることができるのでおすすめです)
- クリップ(持ち手部分にワイヤーが通せる穴があいたもの。持ち手の部分が針金のタイプがお勧めです)
- ニッパー(ワイヤーを切ります)
- ハサミ(カーテンにする布を切ったり、ワイヤーを通す穴を開けます)
【取り付け手順】
- カーテン用の布を、窓がすっぽりと隠れる大きさに切ります。切断部分がほつれそうな場合は縫います。既成のカーテンを利用する場合はこの作業は不要です。
- ワイヤーにカーテンを通します。
- カーテンを通したワイヤーを取り付けるためにクリップを窓付近に付けます。車のピラー(窓柱で、窓の周りを囲んでいる硬い部分です)と天井部分(布で出来ている場合が多い)の隙間にクリップを挟みます。天井部分を手で押すと、ピラーと天井の間に隙間ができてクリップを挟みやすいです。カーテンがかけられるように、カーテンを取り付ける窓の上部両端にクリップを取り付けます。
- クリップの持ち手部分にカーテンを通したワイヤーを通します。クリップの位置が窓の上部よりも低いと窓がカーテンで隠れないので、ワイヤーを窓の形に添うように手で曲げます。
- 窓が隠れるようにワイヤーを曲げ終わったら、余っているワイヤーを切ります。
自分で車内にカーテンを付けるときのポイント
車の窓に自分でカーテンを取り付けるときには、次の事に気をつけると満足度の高い仕上がりになります。
カーテンの布質
車中泊など、車で睡眠をとるために暗くしたい場合は、遮光性の高い布を選びましょう。普通の布と遮光性の高い布とでは、車内の暗さがかなり違ってきます。光だけではなく直射日光の熱も防ぐ事ができます。
しかし、その分視界は全くなくなるので、眩しさを軽減しつつも景色は楽しみたい場合は、レースなどの薄い布にすると良いでしょう。また、レースなど薄手の布は風通しを保持したい場合や、虫の侵入を防ぎたい場合にも有効です。使用するスタイルに合わせて布を選びましょう。
ワイヤーを2本利用して、自宅のカーテンのようにレースと厚手の遮光カーテンを取り付けても良いでしょう。
曲げられるワイヤーを使う
クリップを挟める場所は車種によって異なり、クリップを挟める場所は限られてきます。カーテンがまっすぐに取り付けられない場合が多いので、曲げられるワイヤーを使うと、可能な限り窓が隠れるようにカーテンを取り付けることができます。
カーテンは車に簡単に取り付けられます
レジャーで出掛けた時に車内で休息をとったり、子供が水遊びをした後に着替えたりなど、カーテンをつけることにより安心して車内で過ごすことができます。
後部座席よりも前の部分の目隠し対策を考えてみます。
フロントガラスと運転席、助手席用の日除けを用意しておく。
停車中に利用できるように、フロンとガラスと運転席の窓、助手席の窓を覆える日除けを車に積んでおきます。厚さ3mm程度の銀マットを窓の形に合わせて切り取り、自作すると窓にぴったりとはめて使うことが出来ます。
運転席と助手席と後部座席との間、後部座席と荷物ルームの間にカーテンを取り付ける。
エアコンを効かせたい部分まででカーテンを引くと早く冷やしたり温めたりできるようになります。人のいない荷物ルームや乗車していない後部座席とをカーテンで区切ると素早く冷やしたり温めたりできます。