金魚が病気になってしまい、薬浴をさせて元気な状態に戻してあげたいと考えている飼い主さんもいますよね。ですが、薬浴させる期間など、詳しい知識がなければ薬浴させることができません。
金魚に薬浴をさせるときは、一体どのようにして行えば良いのでしょうか。
ここでは、金魚に薬浴をさせる期間と手順・必要なものについてお伝えします。薬浴に関する知識を得ることで、金魚を大切に飼育してあげましょう。
また、金魚の病気を予防する飼育方法についてもお伝えします。こちらも参考にして、金魚の健康を守ってあげてください。
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金魚の薬浴期間について
飼っている金魚が、弱っていたり、体に斑点のようなものが出てきたりすると病気の可能性があります。
塩浴で金魚が回復する場合と、そうでない場合があります。
後者の場合は、金魚を薬浴をさせることをオススメします。
薬は症状を回復するためのものですが、薬浴について知識がないと症状を悪化させてしまったり、命を落としかねない凶器にもなり得るものです。
飼っている金魚を薬浴させたい時は薬浴について知識をつけてからするようにしましょう。
金魚の薬浴期間について
薬浴に使用する薬に記載されている表記を目安にします。
症状によって2~7日程度なことが多いです。
初心者の方は動画にとっておくと便利ですね。
水質が悪いと金魚の回復を遅らせてしまったり、症状を悪化させてしまうことがあります。
薬浴中の水の交換は、本来あまり良くありませんが水質が悪い場合に限っては水の交換を行った方が良いと言えます。
金魚の薬浴に必要なもの
金魚の薬浴する前に薬浴に必要なものをあらかじめ揃えてから始めましょう。
金魚の薬浴に必要なものについて
- 水温計
症状を回復させるために水温はとても大切な要素の1つです。 - ヒーター
必ず使うわけではないが万が一の時にあると便利です。 - 治療薬
治療薬に記載されている用途や注意事項などをよくチェックし金魚の症状にあったものを使いましょう。
量と薬浴期間は必ず守りましょう。 - 容器
薬浴させるための容器です。
発泡スチロールやバケツなど家のあるもので代用できます。 - エアレーション
水に酸素を取り込むためのものです。
金魚に薬浴させる期間・手順を解説
丈夫で飼いやすいく観賞用として愛される金魚ですが、それでも飼って間もなく金魚が命を落としてしまうことがあります。
飼ったときから元々持っていた病気など原因はいくつか考えられます。
しかし病気を早期発見できなくて命を落としてしまう事に繋がったということが多いです。
金魚の病気は早期発見で回復させることができます。
犬や猫のように人間と直接触れ合うペットではないため、その病気を発見することができない人が多いです。
毎日見てるはずの金魚ですが、見てるようで見れていないことってよくありますよね。
金魚を病気にさせないためには、水質や水温、エサの量、環境なども大切ですが毎日の観察もとても大切です。
弱っている金魚を薬浴させる期間は上記の通りです。
必ず使用する治療薬に表記されている目安を守りましょう。
金魚の薬浴の手順について
- 薬浴用の容器の使用する水は飼育していた水槽と同じ水温に合わせる。
違うとストレスになり症状が悪化することがあります。 - 治療薬の使用方法を守り水と混ぜます。
- 金魚を入れ、エアレーションを設置します。
エアレーションのろ過装置は必要ありません。 - 治療薬に記載されている期間を薬浴させ、回復傾向にあるか観察します。
- 回復が確認できたら元の水槽に戻してください。
薬浴中はエサを与える必要がありません。
エサを与えることで水質を悪化させてしまうと共に症状も悪化させてしまう可能性があります。
金魚の薬浴期間が終了したときは
薬浴期間が終了した金魚は元の水槽に戻しますがその時に注意する点があります。
薬浴が合わった金魚を元の水槽に戻す時について
- 元の水槽の水と薬浴の水の水温を合わせます。
- 元の水槽に薬浴の水3分の1程度を混ぜ合わせます。
- ある程度水槽の水が入ったら、金魚を水槽に戻しますが、薬浴の水と一緒に優しく流す感じで水槽に戻してあげましょう。
金魚の病気を予防するには
金魚の病気予防について
水温
金魚にとって水温はかなりのストレスになります。
特に季節の変わり目や季節によって水温は大きく変わるので、水温計で小まめにチェックし適温を保ってあげましょう。
金魚の適温→15~28℃
水質
水質が悪化すると病気の原因になります。
水換えの交換頻度は、水槽の大きさや金魚の数、普段与えてるエサの量によって大きく異なってきますが汚れていると気がついた時点で水換えを行うと無難と言えます。
水質を維持するためにエサの量はとても大切です。
エサの食べ残しがあると水質悪化に繋がります。
食べ残しがないように金魚が食べる分だけ与えると良いでしょう。
金魚を観察
日頃から金魚の体や泳ぎの状態を観察しておきましょう。
そうすることで病気を早期発見しやすくなります。