インコの保温には湯たんぽが使える。ビニールで保温効果アップ

インコが寒そうにしていたり、体調が悪そうな時はインコを温かい環境においてあげたいものです。

インコの保温にはペット用ヒーターを使うことが多いでしょうが、ここではヒーターを使わずに出来るインコの保温の方法を紹介します。

夜寝る時に湯たんぽを使っていませんか?その湯たんぽがそのままインコにも使える保温道具になります。

湯たんぽがない場合でも、手軽な価格で購入することができますね。
またカイロも保温に使えます。さらにビニールをあわせると保温効果が高まります。

冬の寒い時期のおでかけにも、湯たんぽを使うと保温になりますね。
冬の時期の寒い室内での注意点も確認してください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ミドリフグを飼育する時のポイント・初心者でも簡単に飼育できる

これからミドリフグを飼育してみたいと考えている人もいますよね。ミドリフグは、熱帯魚初心者でも簡単に飼...

メダカのオスが他のメダカを追いかける原因は?オスの行動を解説

メダカのオスが水槽の中で、他のメダカを追いかける行動を取ることがあります。オスが他のメダカに対して気...

プラティの稚魚は親に食べられる事が!プラティの上手な繁殖方法

プラティの繁殖に挑戦しようと考えている人の中には、どのような方法で繁殖させればプラティが増えていくの...

水槽に白い虫発生!小さいものなら害なし?その正体を明かします

熱帯魚などを飼っていると、水槽に小さい白い虫がついていることがありますよね。その気持ち悪さに...

金魚の薬浴期間はどのくらい?薬浴の手順と飼育方法を解説

金魚が病気になってしまい、薬浴をさせて元気な状態に戻してあげたいと考えている飼い主さんもいますよね。...

ベタの繁殖時期と繁殖方法は?繁殖期のオスの特徴とメスの特徴

ベタの飼育をしている人の中には、ベタの繁殖に挑戦しようと思っている人もいるのではないでしょうか。繁殖...

金魚にヒーターが必要なメリットや正しい使い方について紹介

金魚にヒーターが必要かどうかは、金魚を育てる環境にもよります。基本的には金魚はヒーターがなくても飼育...

グッピーのメスが動かない原因は?出産の兆候と対処法を解説

飼育しているグッピーのメスが水槽の中で動かないとき、一体どんなことが原因で動かないのか心配になってし...

犬の散歩は台風の時はどうするべき?台風時の愛犬との過ごし方

犬には散歩が欠かせませんが、困るのが台風の時です。ニュースではむやみに外に出ないようにと忠告され...

コオロギの飼育方法とは?冬に気をつけたいのは温度や湿度

冬にコオロギの飼育をするときには、どのようなことに注意したらいいのでしょうか?飼育の方法を間...

メダカの水槽の中に発生したヒルを退治する方法を説明します

メダカの水槽の中に気がついたらヒルがいるけど、どうやって退治したらいいのか悩む人が多いと言います。...

カナヘビの飼い方!冬眠させる方法と冬眠明けの飼育方法を解説

カナヘビの飼育初心者の飼い主さんの中には、はじめての冬を過ごすという人もいるのではないでしょうか。カ...

グッピーの稚魚の性別判断は難しい。成魚の判断方法を確認

グッピーのオスメスの性別は見分けることが出来ますが、稚魚の時点で性別を見分けることは出来るのでしょう...

天敵ヤゴからメダカを守るための駆除方法と予防策

屋外でメダカを飼育しているなら特に注意したい天敵、それがヤゴです。ヤゴを駆除しなければ、メダカはすぐ...

ウーパールーパーのエラをふさふさに戻すには?水質をチェック!

ウーパールーパーには首飾りのようにふさふさしたエラがついていますが、これがふさふさせずに縮んでしまう...

スポンサーリンク

インコの保温には湯たんぽが使える

インコが寒がっているけれど、ペットヒーターをまだ用意していないという場合もありますよね。寒い状態のままにしておくとインコはすぐに体調を崩してしまいますので、早く暖かい状態に整えてあげなくてはいけません。インコは寒さに弱いので、気温が低めの日はインコが寒がる前に暖かくしておくのも大切です。

湯たんぽをお持ちなら、インコの保温にも使うことができます。

湯たんぽなら温度を調節することもでき、安全に暖かくすることができます。

インコの保温に湯たんぽを使う場合は、湯たんぽをタオルでくるんでから、ケージのすぐ横に置きます。

そしてケージを湯たんぽごとタオルで覆ってケージの中を温めます。
ケージの中に湯たんぽを入れてしまうとインコが怖がってしまいます。湯たんぽの存在に慣れてきたら、今度は湯たんぽに興味を持っていたずらをしだし、やけどをしてしまうかもしれません。湯たんぽはケージの中に入れずに、ケージの外側に置くようにしましょう。

インコが羽を膨らませて寒がっている場合は、ただ単に寒いだけではなく病気の可能性も考えられます。食欲や糞の状態も見て、心配な場合は獣医に見せるようにしましょう。動物病院へ行くときも、キャリーケースと一緒に湯たんぽを入れて、暖かくしてあげてくださいね。

インコの保温の為に手作り湯たんぽ。作り方を紹介

湯たんぽがないという場合は、湯たんぽを手作りしましょう。作り方はとても簡単です。丈夫なペットボトルを用意してください。水やお茶などの冷たい飲み物が入っていたペットボトルではなく、ホットドリンク用のペットボトルが必要です。

手作り湯たんぽでインコを保温してあげよう

ホットドリンク用のペットボトルにお湯を入れて、新聞紙で巻いてください。これだけで手作り湯たんぽが感性です。新聞紙やタオルを巻いて湯たんぽの熱さを調節してください。
湯たんぽと同様にケージのすぐ側に置き、手作り湯たんぽと一緒にケージ全体をタオルで覆って暖かくします。インコの様子を見ながら温度を調整してください。

インコの飼育環境を整えるためにも、ケージの中に温湿度計をつけておくと良いです。私たちが特に寒くなくても意外と気温が低かったり、インコのケージに日差しが当たってケージの中だけ温度が高くなっていることもあります。温湿度計をケージにつけておくと、インコの快適な温度がわかってきます。

湯たんぽにビニールを合わせてインコの保温。カイロも使える

湯たんぽを使ってケージ全体を温める場合は、タオルを使って覆うよりもビニールを使った方が効率良く温めることができます。タオルは通気性に優れているので、暑くなりすぎないようにしたい時にはおすすめです。

ビニールは冷気を通さないため、湯たんぽの熱を逃がすことがありません。インコのケージ専用のビニールカバーがあります。ケージの大きさに合わせてサイズを選ぶことができ、ペットショップやペットグッズを扱っているホームセンターなどで防寒カバーとして販売されています。

ビニールは保温性が高いですが、密閉してしまうと酸欠になってしまいますので、隙間を作るなどして工夫してください。

湯たんぽの他に使い捨てカイロも使うことができます。ただし、使い捨てカイロを使う場合は酸欠に注意してください。カイロは発熱するときに空気中の酸素を使います。インコのケージを効率良く温めようと隙間なく覆ってしまうと酸欠になってしまいますので十分気をつけてください。

また、カイロは温度調節ができません。効果が切れるまで発熱を続けるので、カイロを使う場合はこまめにインコの様子を見て、ケージ内の温度を調節するようにしてください。

インコの冬の外出にも湯たんぽがおすすめ

寒さが厳しい冬にインコを連れて外出しなければならないこともありますよね。病院へ連れていく時や、しばらく家を留守にするためインコを預かってもらうこともあります。

気温が低い日にインコと外出するときも、ぜひ湯たんぽを使ってください。

普段はペットヒーターを使って保温している人も、外出の時はペットヒーターは使うことができないので、湯たんぽを使ってみてはいかかでしょうか。

インコと外出するときは保温効果があるバッグを用意して、キャリーケースと一緒にタオルでくるんだ湯たんぽを入れます。キャリーケースに外気があたらないように、タオルやフリースを使って防寒もしっかとしてください。
温度管理が難しいので、バッグの中に温度計を入れておくと良いでしょう。

長時間の外出になる場合は、帰りは湯たんぽが冷えてきて温めることができないこともあります。その場合は使い捨てカイロを使うなど、帰りの保温のことも考えて用意しておきましょう。

インコの冬の室内で注意すること

インコは寒さから体調を崩してしまうことが多いため、寒い時だけではなく普段からケージを置く環境などに注意が必要です。

インコのケージは窓の側に置くことは避けてください。窓からの冷気でケージが冷えてしまうことがあります。また、直射日光が当たってしまうこともあります。外の状態によってはインコが怖がることもありますので、窓の前にケージは置かないようにしましょう。

エアコンの風が当たる場所もケージの置き場所には適していません。暖くて良いと思うかもしれませんが、温まりすぎる可能性もあります。私たちもエアコンの風があたり続けるのは嫌ですよね。インコも同じです。
ストーブやヒーターのすぐ側もまた、温まりすぎる可能性があります。

インコのケージには温湿度計を取り付け、普段から温度や湿度をチェックするようにして、インコが快適な温度を保つようにしましょう。温度が少しだけ下がり、保温器具を使うほどではない場合は、毛布やフリースなどをカゴにかけておくだけでも違ってきます。インコの様子を見ながら、調整するようにしてください。

インコのケージを上手に保温する方法として、アクリル製の囲いを使う方法があります。

インコのケージごとアクリル製の囲いの中にいれ、保温器具も中に設置することで効率よく安全に暖かくすることができます。サーモスタットを利用すると更に便利です。

普段から温度管理は大切ですが、インコはが寒がっている場合はすぐに暖かくしてあげることが必要です。専用の保温器具がなくても湯たんぽやカイロを使ったり、湯たんぽを簡単に手作りする方法がありますので、ぜひ試してみてください。湯たんぽはケージの保温だけでなく、お出かけの時にも使うことができる便利アイテムです。カバーやタオルでくるんで温度も調節できます。上手に活用してみてください。