レッドビーシュリンプと混泳はできる?テトラとの相性

レッドビーシュリンプとテトラを混泳してもいいのでしょうか?赤と白のレッドビーシュリンプとブルーのラインがキレイなテトラを混泳させてみたい!と思う人は多いのではないでしょうか?

レッドビーシュリンプとテトラの相性とは?残念なことにレッドビーシュリンプはあまり混泳に向いているとは言えません。

しかし、できないわけではないので環境を整えて混泳させましょう。

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混泳はできる?レッドビーシュリンプとテトラ

赤と白の縞模様が特徴のエビと言えば、レッドビーシュリンプです。
私は紅白幕を連想してしまうのでめでたいイメージを持っていますが、蜂のような縞模様だけど赤色であることが名前の由来です。

レッドビーシュリンプは容姿はもちろんですが、なんと言っても仕草が可愛いエビ。そんな可愛いレッドビーシュリンプと魚を混泳させてみたいと思う人も多いはずです。

レッドビーシュリンプと混泳させるなら、テトラのような小さな魚を選びましょう

しかし、レッドビーシュリンプを繁殖して増やしたいと考えているなら、混泳は控えるほうがおすすめです。

テトラのような小さな魚であれば、レッドビーシュリンプを食べてしまうことはほとんどありません。
口に入りませんから。

しかし、稚エビとなると話は別です。

たとえ小さな魚のテトラでも、稚エビなら食べることが可能

テトラはレッドビーシュリンプにとって天敵というほどではありませんが、稚エビにとっては十分に恐怖の対象であることは間違いありません。

レッドビーシュリンプとテトラを混泳させる場合

レッドビーシュリンプがテトラに食べられてしまう可能性を知っても混泳させたいなら、レッドビーシュリンプの隠れ家を用意してあげましょう。
隠れ家があれば、レッドビーシュリンプの生存率はグッと上がります。

混泳の隠れ家として使う水草はウィローモスが定番

他には岩などを入れてみましょう。

お店に行くと、専用のシュリンプシェルターも売られています

稚エビサイズの穴を空けた稚エビ専用のシェルターなどもおすすめですよ。

ウィローモスなどを巻き付けて売られていることが多いので、そのまま水槽に沈めるだけで使えます。
稚エビのシェルターとしてはモミジバフウの実ややしゃぶしの実もおすすめです。自然素材にこだわる方なら、使ってみたいシェルターではないでしょうか。

水槽の中にレッドビーシュリンプの隠れ家を作ってあげることで、テトラの目をくらませることが出来るので、レッドビーシュリンプも安心して生活できることでしょう。

レッドビーシュリンプと混泳できる魚とは

レッドビーシュリンプとの「混泳」にこだわるなら、別な生き物で検討してみるのはいかがでしょう?

レッドビーシュリンプはとても小さなエビですから、どうしても熱帯魚との混浴では捕食者という立場に追い込まれやすい生き物です。

苔を食べる魚との混泳がおすすめ

苔を食べる魚といえば、オトシンクルスやプレコが有名ですよね。どちらも掃除係として名の知れた魚ですから、ご存知の方も多いでしょう。

これらの魚は苔を餌としているので、レッドビーシュリンプが狙わることはほぼ無いでしょう。

ですが、レッドビーシュリンプも苔を食べますから、苔の取り合いになってしまう可能性はあります。

また、プレコは水流を好む魚です。
レッドビーシュリンプは反対に水流はあまり得意では無いので、どちらも元気に育てるためには工夫が必要になるでしょう。

「魚」にこだわらないのであれば、「貝」という選択肢もあります

水槽に入れる貝としては「石巻貝」が有名ですよね。
貝もレッドビーシュリンプを捕食しないので混泳が可能ですが、こちらも苔を餌としていますから、餌(苔)不足になる可能性は考えられます。

「捕食されない」という点にこだわると、餌がレッドビーシュリンプとかぶってしまうのは否めませんね。
お互いが餌不足とならないように、人工肥料などを活用して上手にコントロールしましょう。

レッドビーシュリンプとテトラを混泳させていないのに…増えない理由

レッドビーシュリンプをテトラなど他の熱帯魚と混泳させてしまうと、どうしても繁殖で増やすということが難しくなってきます。
しかし、レッドビーシュリンプだけの水槽でも増えないということもありますよね。

レッドビーシュリンプが増えない原因はいくつか考えられますが、原因を突き止めるポイントとなるのは「抱卵」です。

抱卵しているレッドビーシュリンプを見かけないなら、そもそもメスがいないのではありませんか?

当たり前ですが、メスがいなくてはレッドビーシュリンプは増えません。
また、メスにとって産卵は命がけの大仕事ですから、それを行えるだけの元気がなければ抱卵しないこともあります。

稚エビが育たなくて数が増えないなら、稚エビの餌が少ないことが考えられます

また、生まれたばかりの稚エビは環境適応能力が高くありませんから、水槽の環境が悪いとダメージを受けやすくなります。

レッドビーシュリンプを増やすための環境作り

レッドビーシュリンプを増やしたいなら、テトラとの混泳は控えましょう。
もちろん、他の熱帯魚との混泳もあまりおすすめできません。

レッドビーシュリンプを増やすためには、環境づくりはとても重要

まず、稚エビを迎えられるように水槽の環境を整えましょう。

レッドビーシュリンプも小さいエビですが、その稚エビとなればとてもとても小さいのです。

濾過装置の給水口には必ずスポンジフィルターをつけるようにしましょう。

小さく体力も少ない稚エビは、吸い込まれてしまったら生存も難しくなってしまいます。また、ソイルを使ったり水草を植えるなどして、水質管理を行いましょう。
水草は稚エビの餌である微生物の繁殖にも必要なので、必ず植えるようにします。

繁殖にはメスは欠かせません

メス7:オス3くらいの比率で飼育するのが理想的です。
メスが少ないと、取り合いに巻き込まれてメスが体力を奪われてしまいます。
そのため、メスを多めに用意した方が産卵までスムーズに行えるケースが多いのです。

最後に注意するのは、水温です

繁殖に適した22~25℃をキープしましょう。

お使いの水槽をチェックして、環境を整えてあげることが繁殖率アップに繋がります。