グッピーの繁殖力は高くすぐに何匹でも産むので注意が必要です

グッピーを繁殖させようと考えている方も多いと思いますが、注意したいのが繁殖能力の高さです。

繁殖に力を入れてしまうとすぐに何匹も増え、手に負えないほどの数にまで増えてしまう可能性があります。全部を飼育したいのであれば、それなりの準備も必要になります。

グッピーを繁殖させる方法やコツもありますが、繁殖を抑える方法も一緒に知っておきましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

水槽の地震対策はフランジが一番?そのメリット・デメリットとは

いつ大きな地震が起こってもおかしくない現代…。そんな時のために大切な水槽の地震対策をしっかりと行って...

水槽のフィルターで静音なものとは?選び方を紹介します

水槽のフィルターで静音なものとは?寝室に置く水槽はできるだけ、静かなものがいいですよね。そん...

プラティの稚魚の色とは?稚魚の育て方を紹介します

プラティの稚魚はどのくらいから色がわかるのでしょうか?どちらの親と同じ色がでるのか楽しみですよね。...

金魚の産卵の兆候を確認する方法や産卵のために準備するもの

金魚が産卵をするときにはどのような兆候があるのでしょうか?金魚が産卵をするときには、この部分を確認し...

グッピーの稚魚を育てるための別水槽の必要性について考えよう

グッピーの繁殖に成功して稚魚が生まれると、親と同じ水槽に入れないようにした方が良いと言われています。...

水槽に白い虫発生!小さいものなら害なし?その正体を明かします

熱帯魚などを飼っていると、水槽に小さい白い虫がついていることがありますよね。その気持ち悪さに...

ナマズの稚魚の飼育の際に注意したい事。水槽や餌や飼育のこと

ナマズを稚魚から育てたいという人の為に、ナマズの飼育に関する情報をまとめてみました。まずは飼...

水草に肥料は必要?エビに与える影響と肥料に与え方を解説

エビの水槽に水草を入れてる人の中には、水草の元気が無くなってしまったことで、肥料を与えた方が良いのか...

ベタの繁殖時期と繁殖方法は?繁殖期のオスの特徴とメスの特徴

ベタの飼育をしている人の中には、ベタの繁殖に挑戦しようと思っている人もいるのではないでしょうか。繁殖...

ハムスターの交配は組み合わせが重要!異種交配は絶対に避けよう

ハムスターの交配では組み合わせによって奇形が生まれてしまったり、病気を引き起こしてしまう事があります...

エビに優しい水槽の水換え方法!負担の少ない注水が基本

レッドビーシュリンプは赤と白のコントラストが美しく、ペットしても人気のエビです。お世話で欠かせない水...

金魚の産卵床・人工産卵藻の作り方や産卵させる方法について

金魚のための産卵床の作り方とは?金魚を増やしてみたいときには、どのような準備をしたらいいのでしょうか...

イトトンボのヤゴを飼う時に与えるエサと注意点について解説!

イトトンボの幼虫であるヤゴを飼いたいと考えた場合、あの細い体にどんなエサを与えればいいのか迷ってしま...

ハムスターの鳴き声・プププと鳴く時の気持ちと鳴き声別の気持ち

ハムスターが「プププ」という鳴き声で鳴いたら、一体どんな気持ちなのか知りたくなる飼い主さんもいるので...

金魚の薬浴期間はどのくらい?薬浴の手順と飼育方法を解説

金魚が病気になってしまい、薬浴をさせて元気な状態に戻してあげたいと考えている飼い主さんもいますよね。...

スポンサーリンク

グッピーを繁殖させた場合、一回の出産で何匹くらい産むのか

グッピーの出産の特徴

グッピーは卵で産むのではなく、直接子供の熱帯魚を生む胎生魚です。

グッピーのメスが妊娠するとおなかはかなり大きくなり、出産が近付くとおなかの中の稚魚が透けて見えるようです。

産むときは一匹ずつグッピーが出てくるのですが、若いグッピーだと10匹、ベテランのグッピーになってくると100匹以上も生みます。

しかし、生まれた時はまだ小さいので、他の熱帯魚や親グッピーなどにも食べられてしまうこともあります。
もし増やしたいのであれば水槽に水草を増やして隠れる場所を作ってあげたり、グッピーが出産する前に他の水槽に移してから出産させたほうがよいでしょう。

グッピーの出産が終わった後

親グッピーは取り出して他の水槽に移さないと親グッピーでも稚魚を食べてしまうので気を付けてください。

グッピーの出産周期は約25日で、先ほども述べましたがベテラングッピーだと一回に100匹以上の稚魚をうみます。

その為、思った以上に一気に魚が増えてしまう場合がありますので注意する必要があるでしょう。

グッピーは回を重ねるごとに繁殖能力が高くなり何匹も産むので数に注意

母親のグッピーは出産で多くの体力を消耗する

中には息絶えてしまうものもいますが、大抵は産み続ける様なのです。

最初のうちは10匹程度の稚魚しか産みませんが、出産の回数が増えるにつれて一度に産む稚魚の数が増えていき、最終的には100匹以上の稚魚を産むようになるようです。

グッピーの数を増やしたいと思っている場合は、出産前に母親グッピーを他の水槽に隔離して出産させると稚魚の生存率は上がります。

しかし、のちのちグッピーが出産するたびに稚魚が増えていくと考えるとそのうちこの方法をとらないほうがよくなると思います。

稚魚は他の熱帯魚によって食べられてしまうこともありますが、それ以外の稚魚は大体育ちますのでどんどん数は増えていくでしょう。

もしこれ以上数を増やしたくないと思うのであれば、母親グッピーを隔離せずにほかの熱帯魚がいる水槽の中で出産させたほうがよいでしょう。

また、稚魚の隠れることができる場所を減らすと他の熱帯魚が稚魚を食べる可能性が高くなるので、残酷ですが数を増やしたくない場合はこういった方法をとるのもありでしょう。

グッピーの繁殖力は高いため、4ヶ月目には何匹かわからないまでにも

グッピーの繁殖力はかなり高い

オスとメスのペアができるのも相性はあまり関係なく、それぞれ健康なグッピーであればペアができて繁殖を開始するのです。

繁殖力も高いですが、産卵数の多さも群を抜いて多いのです。

最初のころは産む稚魚が少なくても出産を重ねるにつれて出産できる稚魚の数はどんどん増えていきます。
2ペアのグッピーを水槽の中で1ヶ月飼育していると40匹ほどに増え、4ヶ月にもなると500匹ほどのグッピーが生まれるようになるようです。

なぜなら、グッピーは生後4カ月~6ヶ月になれば繁殖適齢期となりどんどん出産できるグッピーが増えてくるのです。
早いものだと生後2ヶ月で繁殖することができるようになるようですね。グッピーの寿命が1年だとして、その間はずっと繁殖することができます。

グッピーの繁殖は水質を悪化させる!繁殖を防ぐ方法とは

グッピーがどんどん繁殖していくと水質はもちろん悪化してしまいます。
その為水換えの頻度を上げてあげる必要が出てくるでしょう。

グッピーが増えすぎて水質の悪化を防ぐためには繁殖を防ぐ必要があるでしょう。

もしこれ以上繁殖させたくないと思うのであれば、最善策としてはメスとオスは別々の水槽で育てる方法が一番です。

別々の水槽に分けることで繁殖を防ぐことができますが、水槽の数が増えてしまうことにはなります。

それ以外の方法としては稚魚を飼育ボックスなどで分けずに自然の状態で育てましょう。
少し酷ですが、そうすれば他の熱帯魚やグッピーが稚魚を食べることである程度数が増えるのを抑えることができるでしょう。

グッピーのエサ、混泳させてもいい魚とは

グッピーはどういったものを餌として食べるのでしょうか。
基本的には何でも食べますが、グッピー専用の餌をあげるようにしましょう。

量としては一日2回、3分以内に食べられる量を与えるようにしてください。
あまり量を与え過ぎると食べ残しができてしまったり、排泄物の量が増えることで水質の悪化を引き起こしてしまいます。

その為、適量を与えることが大切です。

そしてグッピーと混泳させてもよい魚はどういった種類が考えられるのでしょうか。

グッピーと混泳させてもよい魚としてはコケを食べてくれるコリドラス類の魚がお勧めです。

ネオンテトラなどのカラシン科の魚もお勧めですが、繁殖をさせたい場合は稚魚を食べてしまうのやめたほうがよいでしょう。

大型の魚や肉食魚との混泳はやめたほうがよいです。