レッドビーシュリンプは赤と白のコントラストが美しく、ペットしても人気のエビです。お世話で欠かせない水槽の水換えはどのようにすると良いのでしょうか?
そこで、レッドビーシュリンプの水槽の水の管理や、上手な注水の仕方をご紹介します。
水換えはやり方によっては、エビにダメージを与えてしまうこともあります。エビに負担の少ない水換えの方法です。
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エビの水槽の水換えは基本的には足し水で対応
海にこだわる人は、自宅で「エビ」なんて飼いたい気分になるんじゃないでしょうか。
魚を飼う方もいると思いますが、エビとなると、水換えに関しては、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。
全てを変えるのではなく、初めは水槽の上の部分だけ取り替える。
どうして、上記のような少量の水の量を変えれば良いかというと、有機物濃度(BOD)をあまり下がらせない為です。
あなたが飼っているエビですが、実はこの有機物濃度(BOD)という物の%が上がってしまうと、ストレスを感じます。水換えの度にエビにストレスを感じさせる様では、元気なエビを育てることが出来ます。
その為、初めは水槽の上の部分だけの水換え、足し水で対応することが推奨されます。あまり環境を変えずに、それでいて、水を少しは変えてあげる。そんな配慮が必要になるのだと思います。
水槽の水換えの割合はエビの様子で判断
エビの水換えの際、どの位の量を変えたら良いのか。飼っている方にとって、その「量」が悩みになっていませんか?
水換えの量ですが、一番良いのは、エビがどのような反応をしているのか、水換えに対するエビの「反応」を見ながら水換えをしていくのが、一番エビの健康を守るのに必要な行動になってくると思います。
水換えの量が少ない様であれば、増やしていく。
水槽の上の部分の水換えでも、エビの調子があまり良さそうに見えない。恐らくその原因は「水の汚さ」にあると思います。要するに、水槽内の水が汚いから、エビの健康があまり保たれていない。では、変える水の量を増やしていくことが、適切な対処法になってきます。
もう少し変える水の量を増やしていきましょう。数字で表すのであれば、水槽の半分まではいかない位です。そして、エビの状態を見て下さい。それでもエビの状態があまり良くないのであれば、水槽の下の部分に何か有害な物が潜んでいる可能性もあります。その有害物質を取り除いてあげて下さい。
エビの水槽の水換えはゆっくりと注水すること
エビが住んでいる水槽の中の水も汚くなってきたし、そろそろ水換えをしなくてはいけない。その際、ちょっとした注意点があります。
新しい水がエビに当たらない様にする
水換えをすると、エビの調子が悪くなるという経験をしている人もいると思います。何が問題か?と聞かれると、恐らくその際にエビに新しい水が当たってしまっているのだと思います。
新しい水がエビに当たると、エビの体調が悪くなってしまいます。ですので、新しい水を水槽の中に入れる時は、出来るだけエビには触れない用に考慮して入れて上げましょう。
ゆっくり流していく。
コツとしては、ゆっくりと、新しいお水と古いお水が混ざる様に新しいお水を入れてあげると、エビにもストレスを与えずに済みます。相手も生き物ですから、エビの状態を見ながら、ゆっくりと新しいお水を入れてあげましょう。
エビの水槽を置くのに適している場所
エビや魚、水草など、水槽の中に何か飼っていたら、置くのに適切な場所があります。
どんな場所がエビの水槽を置くのに適しているか。
- 水槽内の水質を保つのに設備を使用します。コンセントが必要になるので、コンセントの側が良い
- 水があると、どうしてもコケの様な二次的な問題が出てきます。防ぐ為にも、日光が当たらない場所を選ぶ
- 水や砂の量が多いと重くなります。置いても大丈夫な頑丈で、安定性のある場所を選ぶ
- 住んでいる生き物にストレスがかからない様に、音があまりない場所を選ぶ
- 温度調節が効く場所を選ぶ。熱すぎると飼っているペットに悪影響なので、出来るだけ涼しい場所を選ぶ
全ての条件を満たしている場所は中々難しいかもしれません。けれど、上記の点は水槽の中に何か飼う時に重要な要素です。場所を選ぶ際の良い参考にしてみて下さい。
水槽のコケは水質によって変わる
水がある所には、どうしてもコケが湧いてきます。でも、全てのコケを排除してしまう必要はありません。
例えば、エビを飼って初期段階では、恐らく茶色のコケを水槽の中で見ることになると思います。その茶色のコケをそのまま放って置いても良いという訳ではありません。きちんとお掃除をします。
そして、そのお掃除をした結果、水中の中にある程度の茶色のコケが残ります。それが、エビの食べ物になります。
実はこの茶色のコケですが、おやつ以上に栄養価が高い物になるので、エビにとっては良い食べ物になってきます。必要以上におやつをやってしまうと、エビにとっては、食べ物がありふれている状態になります。この時点では、おやつの量を加減して、茶色のコケを食べて貰いましょう。
数ヶ月経つと、今度は緑のコケが出てきます。このコケもお掃除をして駆除する必要がありますが、なんと、この緑のコケも、水槽内に必要なバクテリアの餌になります。
綺麗にする必要はありますが、少し残して置くと、水槽内のバクテリアの数を保つことが出来ます。あまり綺麗にしすぎない事も、水槽内のバクテリアの数をコントロールするのに、必要な作業かもしれませんね。
エビを飼っている水槽の水換えに関して、重要な点を上記の記事で説明してきました。参考にはなりましたか?新たな発見は有りましたか?水槽の水換えの量も、初めは水槽の上の部分だけにして、エビの様子を見て下さい。調子が悪い様であれば、水換えの量を増やしていって下さい。そして、もう一つ注意する点は、水換えをする時に、新しい水がエビに触れない様に注意していって下さい。ポイントが理解っていれば、エビを水槽内で飼うのもそれ程難しくは無くなってきます。コケに関しても、掃除はしますが、エビやバクテリアの餌になる事も頭に入れておきましょう。