熊が冬眠するのはどんな場所が多いのでしょうか?秋の山は、きのこや栗などの山菜採りに出かける人はぜひ気をつけてください。
ちょうど、熊の冬眠前である可能性があります。できるだけ熊が冬眠するような場所には近づかないようにしなくてはいけません。なんとなく、暗くて人が来そうにないところを想像しますが実際はそうではないようです。
熊がいそうな場所、冬眠する場所を紹介します。
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熊が冬眠するのはどんな場所
春先には山菜採り、秋にはきのこ採りなど自然の美味しい食材を求めて山に入る方がたくさんいますが、山と言えば熊の存在が1番恐怖ですよね。
毎年”熊と遭遇し戦った”などというニュースを目にします。
では、そんな熊はどんなところで冬眠するのでしょうか。
一般的に聞く話しによりますと、木の根っこの空洞部分を利用した冬眠場所と、自分で穴を掘って作った冬眠場所があるようです。
熊はとても賢い動物なので、冬眠場所は日当たりが良かったり風当たりが弱かったりと考えて巣穴を作っているようなのです。
確かに、一度街に降りてきてゴミをあさった熊はその味をしめて何度もゴミをあさりに同じ場所に来ると言われていますので、とても賢い動物と言えますね。
熊の冬眠場所はヒグマとツキノワグマでは異なる
日本には、ヒグマとツキノワグマという2種類の熊が生存していますが、ヒグマは北海道のみ、ツキノワグマは本州~南方とされています。
では、ヒグマとツキノワグマの冬眠場所はどう違うのか検証してみたいと思います。
- ヒグマ ・・・ 生息しているその土地や場所に応じて冬眠穴を作るといった柔軟な対応性をみせており1000m以下の標高に冬眠穴を作っている熊が多い
- ツキノワグマ … 標高2000m以上もの高地でも生息範囲とされているため冬眠穴はあらゆるところで発見されており特定はできていないようです。
こうした検証結果からも、どちらの熊もその土地に柔軟に生き抜く対応ができているということがわかりますね。
わたしが思うに、ヒグマはわりと年中涼しい北海道に生息しているため、生息地としての標高にはさほど差が生まれません。ですが、ツキノワグマは本州~南の地方に生息しているため夏はとても暑いので標高の高いところに生息地を変え、冬の涼しい季節には低地へと降りてくるといった行動をとっているのかなと思います。
熊が冬眠する場所は他と違った緊張感がある
山に入った人の話しを聞きますと、熊が通った場所生息地域は独特の匂いのようなものがあるといいます。
勿論、排泄物があることからの緊張感も生まれてきますし、獣臭といった匂いも感じるようです。
熊は冬眠をするのが一般的で、勿論冬眠をすることは事実ですが、かといって冬場は完全に山に入っても安全なのかと言われればそうとは限りません。
熊によって冬眠時期は様々なため、北海道などではヒグマが居たというニュースは冬場でも流れることがあり、いつの時期も注意は必要なのです。
諸説ありますが、ヒグマが冬眠する場所に選ぶのは林道など人の生息域に近い場所が多いとされています。
冬期間だからといって山に入るのではなく、いつの時期もヒグマへの注意は欠かしてはいけないのです。
熊に出会ってしまったときの対処方法
ここからが重要なポイントです。
では、あなたが熊に出会ってしまったらどのような行動をとりますか?
死んだふりをすると良いといった話も聞いたことがありますが、実際熊に出くわしてしまった時に急に死んだフリをできるほど余裕なんてありませんよね。
対応としては、とっさに大声が出てしまったり走って逃げてしまったりすることも否定できないので、これから事前に覚えておかなくてはいけない対応を何点か紹介したいと思います。
頭の片隅に入れておくだけでも、偶然熊に出会ってしまった時にフッと思い出す事もありますので、参考にしてみて下さい。
- 熊と遭遇してしまったら走らないでゆっくり横道へバックする
背中を見せる事で走って襲ってくる危険が高いです。熊は時速約60kmともいわれているので到底人間の足ではかないません。 - 山に入る際にはナタも持参しておく
山菜等で使用するナタ(約20cm~)を持ち歩いているだけで急に熊に遭遇し襲って着た場合にナタで熊のどこの部分でもいいので応戦します。