専業主婦とニートの違いって?大きく定義が違います!

専業主婦への風当たりが強い世の中ですが、ニートと並べられるのは、ちょっと違うと思います。

職についていないという理由で専業主婦の身分をニートと言うのは違います。

では、専業主婦とニートとの違いって一体なんなのでしょうか?

ここでは、専業主婦とニートの違いやニートと言われてしまう専業主婦についてなどをご紹介していきます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

質問の答えが違う人に対して会話を成立させるための対処法

質問とは答えが違う人と会話をしていると頭を悩ませることがあるでしょう。このような会話が成立しないタイ...

ユニットバスのコーキングをして隙間を修復!やり方と必要な物

ユニットバスと壁の隙間の部分にあるコーキングが長年の劣化でボロボロになってしまったり、黒いカビが生え...

一人暮らしのご飯は冷凍保存が便利!保存の方法を紹介します

一人暮らしに欠かせないのがご飯、白米ですよね。しかし、毎日ご飯を炊くのは大変です。そんなときに役立つ...

ヘルメットの髪型対策に崩れるのを防ぐコツや元に戻す方法

ヘルメットを被った後の髪型対策にお困りな人は必見です。ヘルメットで髪型が崩れるのを防ぐには、...

主婦とニートの違いについて。主婦はニートではありません

主婦はニートと一緒だ!こんなふうに言われてしまいますが、違いは歴然。違いはたくさんありますが...

一人暮らしの食事・外食でコスパを良くする食事のコツを解説

一人暮らしをしていると、なかなか自炊をする時間がなくて毎日の食事を外食で済ませている人もいるのではな...

自炊を簡単に安い値段で!一人暮らしの栄養を考えた自炊のコツ

一人暮らしをしている人の中には、自分の健康面を考えて自炊をしようと考えている人もいるのではないでしょ...

傘、壊れた?閉じれない傘に焦った時の対処法と修理方法

傘が壊れた?電車に乗ろうとして傘が閉じれないと、本当に焦りますよね?空いている電車内で傘を広...

フローリングの補修【キズ対策】簡単にできる方法と守る工夫

フローリングの補修やキズについてお悩みの方は必見です。フローリングは木の暖かさや木目のオシャレな雰囲...

一人暮らしの20代女性におすすめのプレゼントと相場・注意点

これから一人暮らしをする女性に何かプレゼントを贈りたいと考えている男性の中には、一体どんなプレゼント...

木材に塗装する場合のスプレーの使い方と綺麗に仕上げるコツ

家の修繕をしたり、簡単な家具を作ったりDIYをする人は増えています。最近は道具も充実してホームセ...

木のまな板は削り直ししよう。セルフと業者に依頼した結果

食材を切る時に必要なまな板ですが、どんなタイプを使っていますか?最近はプラスチックのタイプも...

ミルクの温度の確かめ方!赤ちゃんのミルクを最適温度にする方法

いつもはママが赤ちゃんのミルクを作っていても、いざ自分が作るとなると温度の確かめ方がいまいちよくわか...

メキシコ人女性が太い理由とは?日本人も好きな炭酸飲料問題

メキシコ人女性は顔のパーツが1つ1つ大きく美人揃いですが、太い女性が多いのもメキシコ人女性の特徴です...

一人暮らし必見!エアコン暖房の設定温度と電気代節約方法

一人暮らしを始めると今までは気にも留めなかった、エアコン暖房の設定温度が気になる事があります。...

スポンサーリンク

専業主婦とニートの違いとは。ニートの定義について

一昔前は、女性は結婚したら家庭に入って、専業主婦となるのが一般的でしたが、現代では結婚後も仕事を続け、妊娠や出産を経てからも早い段階で働きに出るといった、兼業主婦の割合のほうがかなり多くなっています。

専業主婦に対しては、収入を得ていないという理由から、ニートと同列に扱われることもあるようですが、専業主婦とニートには大きな違いがあります。

この「ニート」という言葉は、元々は1999年にイギリスで生まれました。英語で「教育・雇用・職業訓練に参加していない人」という意味の言葉の頭文字を取ったもので、主に16歳から18歳の若者に対して使われていました。

この言葉は日本でも徐々に広まりましたが、その定義は「若年無業者」を対象としたものから、いつしか「働いていない人=ニート」として使われるようになりました。

現代の日本におけるニートの定義としては、このようになります。

  • 15歳から34歳までのうちで働いていない
  • 家事に従事していない
  • 通学していない
  • 失業後も就職活動をしていない

以上の点からも、家事に従事している専業主婦は、ニートの条件には当てはまらないことがわかりますね。

専業主婦はニートじゃない!一番の違いは『役割を果たしている』

働いた収入を得ていないことはたしかですが、専業主婦はとにかく家事をこなすだけでもかなりな重労働だと言えます。

まず、家事の中で大きな比重を占めるのが炊事です。毎日の献立を考えるだけでも一苦労なのに、いかに安い食材を上手に使い回せるかと頭を悩ませながら買い物を済ませ、夫の帰宅時間に合わせて手早く料理をすることが、いかに大変なのか?これは実際にやってみなければわからないことだと思います。

兼業主婦であれば仕方ないのかもしれませんが、毎日家にいる専業主婦の場合は、さすがに何日も掃除をしないというわけにはいきませんよね。その合間に洗濯を済ませ、夏場は汗だくになりながら、乾いたワイシャツにアイロンがけをするのも、大変な作業です。

また、お子さんのいるご家庭では、それらにプラスして育児も同時にこなさなければなりません。小さいうちは一日中手がかかるため、慢性的な睡眠不足を抱えながら、すべてをこなさなければならないのです。

たとえ収入は得ていなくとも、これだけのことを毎日こなしているのですから、妻として母としての役割は十分に果たしていると言えますよね。

社会的地位はないけれども専業主婦はニートとは違います

専業主婦の家庭内労働に対する対価について考えた事ありますか?専業主婦の家事・育児に対しての賃金は発生しませんが、実際には相当な仕事量に値するといいます。

これに対して、いわゆるニートと呼ばれる人々は、仕事には就いていないという点は専業主婦と共通していますが、家事や育児を担うこともなく、家族の収入をあてにして生活している状態なので、そこが専業主婦との決定的な違いと言えるでしょう。

同じく専業主婦であっても収入の多い、いわゆる富裕層の世帯では、家事・育児もお金を払って雇った人たちに全て任せて、自由に生活している方もいるでしょう。そのようなケースでは専業主婦とはいえ、家事にも従事せずに暮らしているわけですから、そういった意味ではニートとの違いは明確には出来ないかもしれません。

専業主婦とニートが同列で扱われてしまうのはこんな理由から

それでもやはり、専業主婦とニートが同じように扱われてしまうのは、共通した点があるがゆえ、仕方がないことなのかもしれません。

まず、どちらも職に就いている状態ではなく、かといって就職活動を行っているわけでもありませんので、積極的に働こうとしていないという点が挙げられるでしょう。

専業主婦の家庭内労働に対する賃金は発生しませんので、定期的に収入を得られていないという点も共通しています。

また、やはり外に働きに出ていないことや、職場内での人間関係などもないことから、就労している人と比べると、どちらも限られた狭い世界で生活していると言わざるを得ません。小さい子供のいる専業主婦の方であれば、子供がらみの交流も多いですし、もともと社交的な人であれば、この限りではありませんが、それでも外部との接点から言えば、働いている人よりも人間関係は少ないと言えるでしょう。

専業主婦なのに主婦業をしないとニートなんて揶揄されても仕方ない

出産してまだ間もないうちであれば、睡眠不足による体力低下もあるため、家事全般をおろそかにしても仕方がないでしょう。また、本人や家族が病気がちであったり、身近に介護が必要な家族がいた場合も、家事に専念するのは難しいでしょう。

ですが、とくに理由もなく、さらには子供もいないのに、主婦業を放棄している場合はどうでしょうか?

主婦業をキチンとこなしているかどうかに関わらず、働いていない主婦に対しては専業主婦という名称しか存在しないため、すべて同じように呼ばれてしまうのが、主婦業に専念している方にとってはツライところですね。

もしかしたら、「主婦業をしない主婦はニートと同じ」だという考え方が、いつのまにか「主婦=ニート」と誤解される原因になった可能性は高いでしょう。たしかに、主婦業をおろそかにしている主婦と、ニートとを明確に区別することは難しいかもしれませんね。